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傍腫瘍性症候群 安保徹VS近藤誠

古い本を引っ張りだしてきて申し訳ありません。
それと安保さんと近藤さんをちょびっと脳内で闘わせてみました。ペコリ


安保徹さんの「免疫革命」118ページ~119ページより、

=========================引用開始
ガン細胞を攻撃するのは、おもにNK細胞、胸腺外分化T細胞、障害性T細胞と自己抗体産生のB細胞の四種類です、これらの白血球の細胞がガンをたたくときには、必ず炎症反応が起こって、発熱、痛み、不快を伴います。あるいは下痢をすることもあります。肺がんなら咳が出てきたりします。大腸がんだと血便が出たりしますし、膀胱がんだと血尿が出たりします。それが治癒に向かっている反応なのです。
 もう少し詳しくメカニズムを説明します。副交感神経というのはリラックスの神経ですが、急激に活性化されると、プロスタグランジン、アセチルコリン、ヒスタミン、セロトニン、ロイコトリエンなどの物質をだします。これらはどれも、発熱や痛みをだす物質なので、不快な症状が現れます。ところが普通の患者さんも、免疫のことをきちんとわかっていない医師たちも、こういう症状が治癒の家庭で自然に起こるということがわかっていないものですから、つい、症状を止めたくなるのです。そのため、鎮痛剤、消炎剤、解熱剤、とくに、ステロイド剤を患者に服用させてしまいます。もちろん、痛みとか発熱が止まりますから、そのときは元気が出てきます。しかし、これは、治癒反応を止めているわけで、ガンを根本から治していくという意味では、まったく逆効果なことをやっているのです。じっさいには、ガンの自然退縮につながる治癒反応が始まると一週間ぐらいは寝込むようなつらい症状が続きます。その後、リンパ球が増えてガンが退縮し始めます。だから、ガンの患者さんで免疫活性療法で治していくつもりの人は、この反応をぜひ覚えておいてほしいと思います。この反応が分からないと、症状の変化に不安になるし、事情を理解していない医師に相談してしまえば、薬を出されて、治癒症状を止められてしまいますから、注意が必要です。
実はこの治癒反応は昔から、傍腫瘍性症候群(パラネオプラスティック・シンドローム)という名前で、がん患者の治癒過程で必ず起こる反応として知られていました。ところが忘れ去られてしまったのです。戦後抗ガン剤を使うようになって以来、この反応が出なくなってしまったからです。免疫が活性化して攻撃する反応ですから、抗ガン剤を使って免疫を抑制する治療が行われると、当然この反応が起こらなくなります。

==================引用終わり、強調はフォーミディブル

ここで問題になるのは、やっぱり傍腫瘍性症候群という、痛みや発熱といった不快な症状に、
鎮痛剤、消炎剤、解熱剤、ステロイドを投与して
せっかくの自然治癒力、免疫力を台無しにし、がんをのさばらせてしまうことでしょう。

これを読んでいて私は、ライ症候群を思い出しました。
ライ症候群というのは、インフルエンザや水疱瘡などの感染症の子供に、
鎮痛剤や解解熱剤を投与することによって、免疫力が抑制され、治らないどころか、
脳や肝臓に異常を来たし、ひどければ死んでしまう症状です。
私たちはこれによって、免疫力が抑制されることの怖さを学んだのです。

しかし、近年はタミフルで100人近い人が亡くなっているようです。
昔と同じ失敗をまた繰り返しています。
医学の進歩どころか、昔の失敗から何も学べていないのが現実のようです。


もうひとつ注目すべきは、「患者よがんと闘うな」の近藤誠さんでしょう。
近藤さんも、がん手術に対して、切りすぎていることの危険性、
固形がんに対して、抗がん剤は効かない、
というおおまかな方向性では安保さんと似ていると思われますが、
この、傍腫瘍性症候群については、「患者よがんと闘うな」には、記述がありません。
しかし傍腫瘍性症候群はれっきとした、”腫瘍”の””に存在する”症状”ですから、
近藤さんにはこれについて書いておいてほしかったです。
近藤さんは、がんは治らないという見方ですが、安保さんは治るという見方です。

ついでに書かせて頂けば、近藤さんは、やっぱりちょっと甘い、
とくに放射線治療に関して、がん本体に照射するのがほんのちょっと少なくてもほんのちょっと多くても
だめで、ものすごく難しいと書いておきながら、
乳がんのくりぬき手術のあとに、
(正常な部分までも)放射線を照射しないことが大変危険だという趣旨のことを書いておられますが
納得いかない部分もあります。

最後に安保さんは、ガンの転移はガンが治るサインと書いていますがこれはどうなんでしょうね。
そうであってほしいと思いますが・・・。
自分の身に起こって体験すれば、はっきりするのかもしれません。
まぁ、日ごろから免疫力を高めて・・・どうなるかは老後の楽しみですね。
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プロフィール

フォーミディブル

Author:フォーミディブル
ふたりの息子を、ホームスクーラーで育ててきました。
母子手帳も捨てました。
2020年からは、大きな変革がやってきます。
社会のウソはあばかれ、
ホームスクーラー有利の時代になりました。
ワクワクの時代に乗り遅れないように
情報を分析し自分の頭で考えていきましょう。

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