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免疫力とはなにか

前回の続きです。

乳酸菌などいろんな菌を外から摂取することで免疫力がアップすると、
言われているようですが、
いったい免疫力とは何でしょうか?

安保徹さんの免疫革命を読んで、私なりに免疫力というものを、
どう理解したかを書いてみたいと思います。

免疫革命免疫革命
(2003/07/11)
安保 徹

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実際に体の中に入った細菌やウイルスを、やっつける物質が、
体の中には備わっています。
白血球の一種ですね。
RIMG1162.jpg
【顆粒球もリンパ球も、マクロファージを基本に進化した。
顆粒球はマクロファージの貪食能を高めて細菌処理にあたり、
リンパ球は接着分子を使って、
微細な抗原(ウイルスなど)を処理する免疫系をつくりあげた。】P222

これらの比率は、顆粒球60%、リンパ球35%、マクロファージ5%
マクロファージは顆粒球やリンパ球に指令を出しているんです。
がんをやっつけると言われる、NK(ナチュラルキラー)細胞は、リンパ球の仲間です。


では、白血球の免疫力を上げたり、強めたり、コントロールすることは可能でしょうか。

白血球は自律神経に支配されているそうです。
これがまた、すばらしいシステムで出来上がっているとしかいいようがありません。

【私たち生物が興奮するときというのは、基本的に生物が活動するときです。活動すれば手足が傷ついたりします。すると、いろんな細菌が侵入してくる。だから、顆粒球を増やしておいて、そうした細菌の侵入に対して身体を守るようにできています。反対に、物を食べたり、休息をとるときは、消化吸収の過程で消化酵素によって分断された微細な粒子が組織に侵入する危険性があるので、そういうときにはリンパ球がはたらく必要があります。さらにリンパ球というのはそもそも消化管をとりまく形で進化がはじまっています。消化管と一緒に働く必要性があったわけです。消化管は、その活動が副交感神経に支配されていますから、副交感神経が優位のときに消化管が活動します。となると、そのときにはリンパ球も働くわけですから、消化管と免疫系の関係には協力体制ができていて、防御が完成しているのです。】P232~233

つまり、興奮しているときは、顆粒球がはたらきやすくなり、
リラックスしているときは、リンパ球がはたらきやすくなるということです。

免疫力というのは24時間フル稼働しているわけではないのです。
つまり、興奮とリラックスのバランスが大事と言うことでしょう。
RIMG1164.jpg
P236
免疫力というのはバランスですから、交感神経優位、副交感神経優位どちらに偏っても
病気になります。

顆粒球の絵を見るとわかるのですが、核がねじれて切れかかっています。
2日ぐらいの短い寿命しかないのだそうです。
その核が死んで壊れると、細胞の中の活性酸素が放出されて、
その回りの細胞もみんな死に、組織がどんどん壊れていくのです。
顆粒球が増えすぎると【体の中の細菌を攻撃し、さらに組織を攻撃してしまいますそしてついに潰瘍ができてしまうのです】

反対に、リンパ球が多くなると、【抗体に敏感に反応してアレルギー疾患が起こりやすくなるという形で破綻が起きます。】

ですから何でも多ければいい、強ければいい、減ってはいけない、
というものではないのです。
免疫が増えすぎても病気になるのです。そしてそういう病気の人が多い。

マクロファージを増やす、増えるという発想、表現はおかしいと思います。
マクロファージは、指令を出しているんです。
実際に、細菌やがん細胞をやっつけるのはリンパ球であり顆粒球でありNK細胞なんです。
そして人類を滅亡から救ってきたのが、MHCというたんぱく質の一種の免疫。

安保さんは、免疫について勉強してきた人たちが、
顆粒球のことを理解しないまま、
すべての病気がリンパ球での免疫で治ると思い込むのはまちがいだ

書いています。
なにかを摂取すれば良い、免疫力は上げればいいという、
単純なものではないということでしょう。


「アレルギー体質の人は、がんになりにくい」
あるいは「仕事が忙しくてストレスがたまり、胃潰瘍になった」
(この場合、皮膚の傷などは、治りやすいかもしれません)
といったことがいわれますが、これで説明がつくんです。

また、膠原病などの自己免疫免疫系の難病になる人も多い
(怖い病気は、がんだけではありませんよ!!)
こういうことも安保徹さんの、この本の理論で、説明ができてしまうのです。

私のパニックも、息子のアトピーも、
安保さんの理論がしっかり頭に入ったから治ったのだと思います。

201205230837156ad[1]

ネットでもかなり有名な脱ステ医、多羅尾美穂子さんの著書にも、
安保さんの理論が出てきます。

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ここまでで、乳酸菌などの菌はなんにも関係ないじゃないかと思われると思いますが。
実際、免疫力と、乳酸菌などの菌は何の関係もありません。
食べ物(自分が食べなれた普通の食事でいいんです)を食べれば、
腸管の常在菌細菌層を刺激するとは書いてありますが、、、

この本では外から摂取する菌についての記述はひとつもありません。
外から添加する菌については、どこまでこのお話を続けていても、出てこないのです。

乳酸菌などの外からの菌の摂取、サプリメント、健康食品の摂取を勧める人は、
火事場泥棒的な金儲けに絡んでいるのです。
そうでなければ宗教です。
だからその主張はむなしいです。



やっぱり、変な細菌宗教やビジネスに引っかからないことも大切です。
私は東北、関東に住んでいるものではありません
だからもう事故ってしまった原発の、放射能被害にはムリヤリ目をつぶるにしても・・・
(4号機がどうなかなってしまわなければの話ですが)

今度は、細菌テロを想定して、それをどうやって防ぐかを
考えておいた方がいいかもしれませんよ・・・

細菌はもう、住んでいるところとか距離とか、時間とか関係ありません、
私たちの目の前に迫っています。
私には、ニコルズ・フォックスはその著書、
「O157からスーパーサルモネラまで 食品汚染がヒトを襲う」で
そう教えてくれているように感じるのです。

起こってどうしようもなくなってしまったことより、
次に何が起こるのか・・・の方が大切です・・・よね?



また、食べなければ長生きできるという説もありますが、
・・・ちゃんと食べなければダメですよ。特にがんを心配する人は・・・
食べること、つまり、消化管を使うということは、
いちばん手っ取り早く、副交感神経優位となり、常在菌の活性にもなります。


万が一にも、免疫に、外から添加する菌が免疫に有効、ということがあるのでしたら、
何も異見は書かなかったと思います。
一度ウソをつくと、ウソにウソを重ねなくてはならなくなります。

乳酸菌などの外から添加する菌が有効ということは、ありえませんね、
今まで私が調べた限り・・・
この本を読む限り・・・


でもせっかく古い本を引っ張り出してきたので、
もう少し免疫の話を続けて書いてみたいと思います。

・・・つづく
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