ステロイドは、内服薬は危険だが吸入薬なら副作用は出ない、という単純なものではありません、リスクとベネフィットには、ステロイドの強さのランクが大きく関係してきます。

喘息用ステロイドについて、書いています。
いろんな資料が出てきて、読みにくいかもしれませんが、
このブログは、情報の倉庫でもありますので、ヨロシクです。
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「薬のチェックは命のチェック」
フルタイド(フルチカゾン)は危険、より、
===============================引用はじめ
http://www.npojip.org/sokuho/040409.html
あわてて中止や他に変更も危険
副腎機能を測定のうえ、
慎重に安全なものに変更を


フルタイドを使用している人は、あわてて他のステロイド吸入剤に変更しないでください。まず、必ず、早朝の血中コルチゾル濃度を測定してもらいましょう。その上で、低下しているようなら、徐々に減量すること、場合によっては内服のステロイド剤を使用するなど、急性副腎不全の症状が出ないように注意しながら、他の薬剤に切り替えてもらってください。
===============================引用終わり
【場合によっては内服のステロイド剤を使用するなど】
私はこのくだりが、気になってしようがありませんでした。

フルチカゾン吸入薬は、副作用は出ないといわれているものであり、
ぜんそくで、今、一番使用されているものであり、
(当時からこれがブロックバスターになることは専門家にはわかっていたはず)
よって、初めての人にも、老人にも、
1,2歳の幼児にまで!! いきなり処方されるものであり、
症状が出ていなくても、予防的に長く使われるものであり・・・

そんな外用薬が、もしも何かの事情で、使うことができなくなった場合、
それに替わる薬が、ステロイド内服薬だなんて、アトピー経験者なら考えられないと思うんです。

ほかの吸入薬でかえられないのかというと、それはむづかしいみたいですね

ステロイドというのは、
内服は危険だが、吸入薬は副作用が出ないなんていう単純なものではありません。
ステロイドにはいろんな種類があって、
「強さのランク」というのが、大きなポイントとなってきます。

脱ステ医として、ネットでも有名な、たらお皮膚科の多羅尾美穂子さんの著書
「これなら安心!アトピー性皮膚炎」という本があります。
それには外用ステロイドの強さの表があります。
もちろん皮膚用と喘息用を即座に比べることはできないかもしれませんが、
目安として・・・
RIMG0058.jpg

従来の喘息予防用吸入薬は、プロピオン酸べクロメタゾンが多く使われていたようです。
この表で見るとプロピオン酸べクロメタゾンは、「強い」にあたります。
(強いの上に、もっと強いものが2~3ランクあります)
これだけでも、アトピッ子親から見れば十分怖いんですけれど、

それに対してプロピオン酸フルチカゾン=フルタイド、アドエアは、
(この本には強さの記述はありませんが)2倍の効力があるらしいです。
ということはそうとう強い・・・と、考えられます。

もちろん副作用は効力の強さと比例する・・・と、考えられるというわけで。


こんなブログ記事も見つけました、こちらは、ドクターNとかいう
普通の(ステロイドを薦めている)、呼吸器科の助教らしき人のブログですが
=============================引用はじめ、抜粋

ぜんそく大事典
吸入ステロイドを長期に使用したときの副作用
http://drenu.sblo.jp/article/513266.html

ごく大まかな言い方をすれば、大体人間が1日に作り出す
ステロイドホルモンの量は、飲み薬の0.5~1錠分にあたります。

この量を5mgとしましょう。
代表的な飲み薬、プレドニン1錠の量です。

プレドニンを飲むと、体の中に5mgのステロイドが入り、
腸から吸収されて肝臓を通り全身を回ります。

さて、吸入ステロイドの代表として、フルタイドを考えます。

これはめいっぱいの量で1日800μg、つまり0.8mgです。
フルタイドはプレドニンの10倍強の効果があると
いわれていますから、プレドニンとして8mg。
これは結構多いですね。
==================================引用終わり

今はアドエアがめいっぱいで1000μg+β遮断剤ですから
1度の吸入で、内服ステロイド1錠分以上でしょうか・・やれやれ。

ドクターNさんは、けっこう正直な人のようで、
自分にとって不利になる、こんなことも書いています。

【ただし!吸入ステロイドはかなりよく効きますので、特に喘息にかかられてあまり経過していない、なり立てホヤホヤの方ほど、割とすぐに「炎症」が落ち着いてくるのです(それが時間の経過と共に、だんだんと効かなくなってきます)。】

img_512883_52709700_2[1]
(女性や子どもの、恐怖心をマヒさせる様な、かわいいデザイン、こえー。)


はじめはよく効いたが、効かなくなるという体験談が、こちらにあります。

いろんな薬を使っているが、なかなか治らず、
リモデリング(気管支が厚くなって、息のとおりが悪くなること)を心配しての
質問に対しての清水という専門医とのやり取りの抜粋です。
===============================引用はじめ、抜粋

喘息を克服するためのホームページです!
http://zensoku.in/

[2601へのレス] Re: リモデリングが心配です 投稿者:清水です(石川県) 投稿日:2004/02/15(Sun) 23:15

薬物療法に関しては、有効な薬物をすべて動員されている感じがいたします。それでもよくならないということは、薬物療法以外の問題について学習や体験をするならばもっと良くなる方のように思われます。

喘息をもっと安定したければフルタイドを800にする方法があります。モグラたたきのように他の臓器に症状が増強するのが嫌であれば、今のまま様子を見るという選択になります。


[2601へのレス] Re: リモデリングが心配です 投稿者:Miffy(東京都) 投稿日:2004/02/16(Mon) 12:55

お忙しいところ早速ご回答頂き、どうも有難うございました。義兄様を亡くされ、心身共に大変な時にご回答下さったことに痛み入ります。

実は、フルタイドを800にすることも考えていました。しかし、800にすることに迷っている点が私には幾つかあります。1. フルタイドも使い始めは200でもシャープに効いたのに、数年の間にどんどん効かなくなってきてしまい、600にまで増量しても大して効果を感じられなくなってきてしまったこと(耐性の獲得か?)。もう上限がないと思うと恐い。2. 800にするとなると一日最大投与量となってしまうので、グラクソ・スミスクラインが指摘している全身性ステロイドと同様の副腎皮質機能抑制が心配である。個人差もあるでしょうが、最大量吸入継続により、どれ位の期間で抑制が起きてくるのか?3. たらお皮膚科という医院の先生がHP上でフルタイド吸入による顔面紅斑の症例・今月の話題2001年6月(http://www.mirai.ne.jp/~seisinc5/fwadaiitiran.htm)を挙げておられる(こういった症例は結構多いのか?)のを見ると、最大量にすることでアトピー性皮膚炎が増悪しないかどうかが心配である(たらお医師に相談したのですが、ご回答を得られませんでした)。現時点でも首~顔面のアトピーはひどいが、ステロイド軟膏を使用していないので、ひょっとするとフルタイドが障っているかもしれない。パルミコートに変更することも考えたが、調べたところ、フルタイド以上に皮膚炎惹起・増悪の症例が報告されており、吸入ステロイドの選択枝がもはや無い。4. 先生のおっしゃるモグラたたき現象が惹起されるのも嫌である。ただ、フルタイド増量で喘息が改善し、アトピーや結膜炎が悪化したとしても喘息のように生命の危険を考慮しなくて済むので気分的に楽ではあるが・・・以上の点を勘案すると、先生がアドバイス下さった鍛錬も含めた生活面や心理面を見直すことで気道リモデリングの進行を抑えられることが可能ならば、今のまま様子を見た方がいいのかもしれないと考えておりますが、未だ決心がつきません。方向性を定めるために、上述の1.~3.につきまして、何らかコメントを頂けましたら幸甚に存じます。お手数ですが、再度よろしくお願い申し上げます。

===================================引用終わり

患者さんにここまで見ぬかれてしまったら「専門医」も、返す言葉がありませんよね。
つづきは割愛してしまいましたが、この清水とかいう医者は、
この質問に対して、そんなものはわからないから、
喘息ゼミナールだか勉強会だかに、出ろ!!みたいな・・・

この医者は喘息の薬物治療というものが、
もぐらたたきであることを、自分から白状していますし、
他の臓器に症状が増強する、とも白状しています
Miffyさんの体験をよく読めば、ステロイド吸入薬が一時的な効果しかないこと、
むしろ、長期的にみれば、副作用ばかりということがよくわかります。



ここにも、たらお皮膚科が出てきますが、

さすがに多羅尾さんは速い、しかもズバッと!!
すでに2001年の時点でHPで記事にされています。

=========================引用はじめ(患部の画像は割愛)
フルタイド(ステロイド)吸入による顔面の紅斑

気管支喘息のため、時々フルタイド(ステロイド吸入剤)を使用されたために発生したと考えられる顔面の紅斑で、ステロイド外用剤や内服薬は使用していません。ステロイドは外用剤だけではなく、点眼薬や吸入薬や点鼻薬でも、体質や使用期間、薬の種類によっては、皮膚に紅斑やカサカサなどの症状(ステロイドの副作用)が出ます。しかし、このことを正しく理解できる患者さんは以外に少ないようです。治療は、喘息などの疾患にどうしてもステロイドが必要なのかどうかを専門医の診察を受け、ステロイドの中止が可能な場合は比較的早く改善します。ステロイドの使用を続けるかぎり治りません。しかし、急に自分の判断でステロイドを中止するのは危険です。中止した後悪化する(リバウンド現象といいます)のも特徴です。
==================================引用終わり
【急に自分の判断でステロイドを中止するのは危険です】は、
まったくそのとおりなんですが、フルタイドを処方した医者に
やめてもいいかと聞けば「喘息で死にたいか」とかナントカ答えられるのが落ちでしょう、


やったね!!ステロイドリバウンドを克服♪
http://blogs.yahoo.co.jp/kibiawakome03/archive/2010/09/29
ほにゃぴんさんのブログにはアドエアを2ヶ月ほど使ったところで、皮膚に異常が起き、
その後のリバウンドが出る様子、治る様子がよくわかるようにかかれています。

このブログの管理人ほにゃぴんさんは正直に書いていると思います。
うちの長男も、幼児のころのステロイドの塗り薬と、小学1年のときの
たった一錠の内服ステロイド服用だけでしたが、何年もたってからリバウンドがおき

見たこともないような激しい発疹、
くつひもが切れるほどの、ひどいむくみ、
皮むけ、
ステロイド以外の薬が効かない、
お風呂に入ると、風呂の湯がにごる・・・

などの、ほにゃぴんさんとひじょうによく似た症状に悩まされました。
ステロイドの離脱症状に間違いないと思います。

でもまだ、こんなのはずいぶん軽い方で・・・
もっとひどい人は、何年も普通の生活が送れない人、回復が見込めない人も多いのです。

ほにゃぴんさんは、アドエアを「2ヶ月で勝手にやめて」よかったと思います。

それでも、「喘息のステロイド吸入薬の唯一の副作用はカンジダだ、うがいで防げる」
とか、公言してはばからない人は、「あなたのアレルギーが悪化したんだ」というか
「それまで使ってきた塗り薬や内服薬の副作用であって
吸入薬のリバウンドではない」というでしょう。

けれども、生まれてこの方、一度もステロイドの塗り薬や、
内服薬を使ったことがないと断言できる人なんているでしょうか?

アドエアのコマーシャルをやっている清水宏保も、
子どものころは吸入ステロイドは使っていなかったようですが
アトピーだったそうですから、ステロイドの塗り薬は使った可能性があります。

別にアトピーでなくても、保育園や病院で、親が知らないうちに
虫さされや、オムツかぶれにステロイドの塗り薬を塗られていることは、
大いにありうることです。

風邪や、鼻炎でステロイドが処方されているのを、
確かめないで飲んでしまった人も多いと思います。

そういう「普通の」人が、ほにゃぴんさんやMiffyさんのように、喘息用吸入ステロイドを、
やめなければいけない事情になってしまったらどうするんでしょうか??


201205230837156ad[1]

すんごいちゃんぺら、
たらお皮膚科の多羅尾美穂子さんの著書、
これなら安心、アトピー性皮膚炎
市販はされていません。


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