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明石市泉市長問題のその後と、切り取り報道について。

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前回の記事で、明石市の泉市長の暴言事件について書きましたが、
あれから泉市長は辞任の表明をされたようです。

辞任理由の内容は、私の推測通りだったようで、
道路行政が苦手で、放置していた。
職員が仕事をしていないわけではなかった。
等の理由だったようです。

「辞職の他に選択肢はない」…明石市長会見詳報
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190201-OYT1T50364/
=========================引用はじめ
 今回の私の行為は断じて許されないことであり、それがいかなる動機から発したものであったとしても、許されることにはならない。また今回のきっかけとなった、いわゆる立ち退き交渉の遅れは、その責任は一手に市長にあり、部下にあるわけではありません。もっとしっかりと早い段階から状況をつぶさに確認し、市長は当然人事権もある立場ですから、重要事業であれば、その分野により多くの人員を配置するなど、やれるべきことは数多くあったにもかかわらず、それを放置したのは市長である私の責任であり、その責任も合わせて私が負うべきだと考えています。
 これまでも不祥事に対して厳しい対応をとってきた者として、自分自身に対する処分がそれよりも軽いことはあり得ません。自らにこそ厳しい処分を下すべきと考え、辞職という決断に至りました。どうして本日なのかということは、結論が明確な以上、速やかにそれに沿った対応をするべきことに加え、その間の報道を含め、現在、市役所の業務が、数多くの電話などにより支障を来している状況にあり、市民に迷惑が及ぶので、一刻も早くそれを解消すべきだという思いもあります。特に今回の報道を受け、『明石市の職員の仕事の仕方が問題ではなかったか』というような意見も出ている中で、『それは明確に違うんだ。市長の責任で、職員の責任ではない』とはっきりと、より早く伝えたいという思いもありました。
 また、リーダーとしての資質を考えた時、今の私がリーダーの資質を欠いているのは明らかです。部下をどなったり、土下座をしたりするのが市長の仕事ではありません。自分の感情をコントロールできず、激高することそのものが、リーダーとして資質を欠いているのは明らかです。加えて、自らの得意分野である子育てや福祉行政などについては、密に連絡を取り合いながらしっかりと施策を進めていたのにもかかわらず、苦手分野の道路行政はいわば任せきりにし、勉強をしっかりすることなく今日に至ったことも、リーダーの資質を欠いていると私は思っています。
 『しんどいことは後回しにするな』と私が発言したという報道もありましたが、自分の欠点である怒りの感情をコントロールできないこと、得意分野ばかりに関心がいき、苦手分野を後回しにすること、この二つは自分自身の欠点であり、この欠点はすなわちリーダーの資質を欠いているということだとも、改めて深く反省しているところであります。今回のことは明石市民のみなさんを始め、明石市の街づくりに応援頂いた方に対して、本当に申し訳ないと、深く深く反省しています。
 最後に明石市の職員は本当にしっかり仕事をしています。一生懸命それぞれの持てる力を発揮しながら仕事をしているのであって、決してさぼっているわけではありません。市役所の職員は本当に頑張っている。こんな欠点だらけの市長とともに明石の街づくりを一緒になってやっていただいた市の職員に本当に感謝を伝えたいし、自分の対応について、市の職員におわびしたい気持ちでいっぱいです。申し訳ありませんでした」
=======================引用終わり

これを読むと泉市長は頭の良い人のようで、
本当に残念なことだと思います。

当初泉市長を擁護していた人たちの多くは、
職員が仕事をしなかったと、
職員を責めた人が多かったように思います。

それが結局市長を辞任に追い込んだような形になりました。

(昔と違って今どきの市役所の職員は、激務なんです。
高齢者、障がい者、低所得者がい、虐待が増えるばかりなんです。)

それとですね、私は民生児童委員という準公務員なんですが、
市長だか県知事だかそういう人たちの”部下”と思ったことはありません。
もちろんあれやれこれやれと言われたらやりますよ。
公務員は市民(国民)の下僕だと言われています。
私の上司は、自治会の役員さんたちだと思っていますから。


私は橋下さんあまり好きじゃないけど、
ご意見に同感です。
泉市長と司法修習同期だった橋下徹氏「一発アウトな発言だった。僕は年下でも”さん”付けしていた」
2/2(土) 9:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190202-00010001-abema-pol
=======================引用はじめ
だけど市長が部下に発言するということは、とてつもない権力の行使であって、親子間の発言とは全然違う。職員は“気にしていません“って言っているみたいだけど、そう言わないと市役所の中では生きていけないということもあると思う。仕事の上での注意・叱責はあると思うが、前半部分にあった“アホか““火つけてこい“というのは余分。これだけ女性や部下をセクハラ・パワハラから守っていきましょう、こういう言動はやめましょうと世の中がラインを引こうとしている時に、工事が遅れたからといって泉市長の発言が認められるとしたら、世の中の政治家の発言は批判できなくなってしまう。むしろ泉さんは7年間、工事のチェックをしていなかったのかと思った。そこまで重大な話なんだったら、部下を通じて、もしくは自らがちゃんと管理しないといけなかったはずだ。やはり市長として一発アウトな発言だったと思う」。
=======================引用終わり

泉さんは自分が仕事をやっていなかったと思われることになります。
それに、録音を聞くと、権力の行使であって話し合いになっていません。
泉市長が一方的に言いたいことを言っていて、
職員は自分の意見を聞いてもらっていません。
ただただ市長の怒りが収まることだけしか考えていないように感じます。

切り取りは関係ありません。



ところで都立高校の教師による暴行事件の撮影もそうですが、
切り取り切り取りと言いますが、
切り取りじゃない報道は100%ありません。
切り取りが3センチか5センチか、それとも1メートルか
という話なんです。

切り取りの報道がダメだというなら、
ルポルタージュなどの本を読めばいいのです。
というか、本を読まなければいけません。
切り取りでない報道はありませんから
少しでも大きく切り取られたものを読むしかないのです。

私は大人になってからフィクションは読まなくなりました。
出来るだけたくさんのノンフィクションを読みましたが、
それで大きく見えてくるものがあります。

テレビが間違っていて、本が正しいと決めつけているのではありません。
大きく切り取れば見えてくるものが違い。
角度を変えればやっぱり違ってくるものだと、理解する必要があるのです。

そのうえで、切り取りであっても、
キレてはいけない。
暴言はいけない。
暴力はいけない。

これだけは言えていると思います。

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