2016/01/25
羅漢果の怪と”太らない”について

生牡蠣食べました~(*^_^*)
かなわの牡蠣が、生協で安価(100g458円)で買えるので、もっぱらこれです。
http://www.kanawa-oyster.com/
見た目は小粒ですが、プリプリ、じゅわーで、甘みとうまみが濃厚です。
私が知る限り、これを生で食べるのがいちばん安くておいしい・・・
年に2~3回は食べますが、おなかをこわしたこともありません(笑)
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昨日、何気なくあらてつさんのブログを見ていたらですね、
こんな記事がありました。
糖質制限生チョコレート ショコラ・ドゥ・ゼロ 復活!
http://ktkky.blog94.fc2.com/blog-entry-1886.html
簡単に言うと、羅漢果の需要が増えて、価格が高騰し、
中国製の砂糖100%のニセモノまで出回っていて、
(血糖値が上がらない)糖質制限スイーツが作れないほどなんだそうです。
羅漢果とは、糖質セイゲニストが多用しているラカントの成分でもありますよね。
普通なら当ブログでは、スルーしてしまう記事ですが、
記事を書きたくなったのは・・・
先日食べた、ラカントを使った本格的な糖質制限パウンドケーキが
(あらてつさんのスイーツではありません、他のメーカーさんのものです)
はっきり言って高くてまずくて、がっかりしたからです。
ネット通販でも売られている製品です。
![copy_02[1]](http://blog-imgs-90.fc2.com/a/o/a/aoamanatu/201601251052407c6.jpg)
![copy[1]](http://blog-imgs-90.fc2.com/a/o/a/aoamanatu/20160125105405993.jpg)
太らないなんて言い切っちゃっていいのでしょうかね。
それにフォミさんの舌はごまかせませんよ。
何が悲しくて”健康のためにおからケーキ”を食べなくてはならないのでしょうか?
JARO 日本広告審査機構、からの引用です。
===============================引用はじめ
「羅漢果」を使った甘味料だが、
1パーセントしか入っていないのは問題では?
甘味料
中国特有の果物、羅漢果を配合した甘味料として、パッケージには、名称に「羅漢果○○」とうたい、羅漢果の絵が描かれた上、「砂糖の300倍の甘さ」「低カロリー」などと表示されていたので、羅漢果100パーセントの甘味料かと思っていたが、原材料の表示を見ると、エリスリトールが99パーセントで、羅漢果エキス末が1パーセントであった。羅漢果について強調し過ぎた表示ではないか。また「砂糖の300倍の甘さ」の根拠は何か。
広告主に照会したところ、「当該商品は羅漢果エキス末を配合した点にその特徴があり、エリスリトール(とうもろこしが原料)をこの程度配合しなければ、甘味料として使用しづらい。また、『砂糖の300倍の甘さ』については、パッケージに説明を入れている」との回答があった。
しかしながら、甘味成分として99パーセントエリスリトールを使用しているのに羅漢果のみを強調して表示すること、300倍の甘さの根拠とする説明は、「なんと砂糖の300倍の甘さがあると言われています」との羅漢果に関するあいまいな由来に拠ることから、これらの表示は当該商品を優良誤認させ、景品表示法に触れるおそれがある。
今後は消費者の誤認を招かない適切な表示を行うよう要望した。
==============================引用終わり
羅漢果エキス(トリテルペン配糖体)を使った甘味料は99%のエリスリトールを使わないと、
甘味料として使えないということは、
羅漢果を甘味料として使うことに何か意味があるのでしょうか?
(普通の羅漢果顆粒も、砂糖の半分ほど血糖値が上がるらしい。)
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-1695.html
って言うか無意味でしょう?
砂糖の300倍の甘さというのも、羅漢果顆粒のことではありません。
羅漢果エキスに含有されている、
トリテルペン配糖体という物質についてのことらしいです。
実際アマゾンの羅漢果顆粒のレビューには、
羅漢果顆粒より、ラカントのほうが甘くておいしいというのがありました。
羅漢果を使えば価格が高くなるというだけで、
甘味料としては、消費者にとってはほとんどメリットがないのではないでしょうか?
![o0400030012538257008[1]](http://blog-imgs-90.fc2.com/a/o/a/aoamanatu/20160125113610c99.jpg)
当然お安いコンビニの低糖質パンやスイーツには、
お高い羅漢果は使ってありません。
エリスリトールと、アセルスファムKですか・・・
産業廃棄物であるおから粉も使ってなくて、味もまだましだし・・・
私ならコンビニのお安いので十分です。
って言うか、そこまでしておいしくないスイーツを食べたいとは思いませんが。
(以上画像はお借りしたイメージです)
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コメント
牛乳有害説の記事
やっぱり多く飲み過ぎないほうがいいのでしょうか?
http://biz-journal.jp/i/2016/01/post_13453_entry.html
2016/01/27 21:48 by はるまき URL 編集
No title
これはまたすごい記事ですね。
まず、リンと、カルシウムの関係については、
牛乳のリンの量に比べて、
肉、穀物、小魚などのほうが、カルシウムとリンのバランスが悪いです。
加工食品はリンが添加してあるものが多いので、もっと悪いです。
これについては、成分表を見ていただくと一目瞭然です。
マグネシウムはにがりですので、
マグネシウムの不足が気になる人は、
海洋国ではにがりを除去していない塩またはにがり(あるいは牡蠣、笑)の
摂取が自然だと思います。
ホルモンについては、
これは私見ですが、
人工合成のホルモン剤と、天然のホルモンは別物と考えています。
アメリカの乳牛には、人工のホルモン製剤が投与されているそうですが、
日本では禁止されているようです。
天然のホルモンとしては、
牛乳より大豆のホルモン様物質(および有害物質)のほうが、
量的には比べ物にならないぐらい多いそうで、こちらの方が問題になるようです。
ウィキペディアの「牛乳」からです
http://ja.wikipedia.org/wiki/牛乳
【妊娠牛からの乳であっても女性ホルモンの含有量は1,000 pg/mlであり、他の食品と比較して多いわけではない。例えば大豆における大豆イソフラボンの含有量は1.4 mg/g (1400,000,000 pg/g) 程度あり、このうち半分程度が女性ホルモンとして扱われる状態に変化する。】
天然のホルモンは、消化の過程で分解されてしまうと思われます。
しかし”なぜかもてはやされる”大豆のホルモン様物質も、
サプリなどで大量に摂取するのはやめたほうがいいです。
蛇足ながら、
人工のホルモン剤である、ステロイドやピルは怖いと思います。
石油から作られているのか、何で作られているのかさえ私たちは知ることもできません。
製剤は量もホルモンの強さも半端じゃないので、そちらをやめる方が先決でしょうね。
紹介いただいた記事には、
「本当に大事なこと」が書いてないので、
親切な記事とは言えません。
2016/01/28 08:15 by フォーミディブル URL 編集
ありがとうございます!
ありがとうございました^ ^
2016/01/30 02:28 by はるまき URL 編集