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免疫かく乱化学物質・・・喘息にステロイドは有効か

当ブログ記事は、素人には難しいので、管理人の認識が間違っているかもしれません。
もしも間違っていたら、(管理人や読者にわかるように)指摘してください。

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(奪われし未来という本には、ホルモン様化学物質(免疫かく乱物質)が
次世代(胎児)に与える影響の恐ろしさが書いてあります)



色々調べていて、ステロイドは免疫抑制剤とは言えないと思いました。
免疫かく乱化学物質と言ったほうがふさわしいと・・・


そしたら、こんな記事が出てきましたね。
やっぱりステロイドは(ほかの石油化学物質や農薬も)
喘息の原因になっていたということです。

免疫攪乱化学物質暴露が次世代の呼吸器アレルギーに及ぼす影響調査

https://www.jstage.jst.go.jp/article/toxpt/42.1/0/42.1_P-168/_article/-char/ja/

=================================引用はじめ
抄録

環境中化学物質による次世代への免疫毒性影響移行は,評価上の困難性などの理由から情報が不足している。本研究では,環境中免疫攪乱化学物質の次世代免疫毒性影響を調査するために,免疫撹乱作用が示唆される化学物質を妊娠母動物に暴露し,生まれてきた児動物の呼吸器アレルギーに及ぼす影響を調査した。免疫抑制作用を有する事が知られている多環芳香族炭化水素化合物ベンゾ[a]ピレン(10, 30 mg/kg),有機塩素系化合物メトキシクロル(10, 30 mg/kg)およびステロイド系抗炎症薬デキサメタゾン(0.06, 0.6 mg/kg)を妊娠13日目のBALB/cマウス(10週齢)に5日間経口投与した。生まれてきた児動物の成熟後(8週齢)に,呼吸器感作性物質であるトリメリト酸無水物(TMA)を用いて,呼吸器アレルギー反応を調査した。TMAの経皮感作投与および吸入惹起後,肺の組織学的検査,血清中のIgE量,肺門リンパ節および肺胞洗浄液中の免疫担当細胞数とサイトカイン/ケモカイン産生量を測定した。またコントロールとして,無処置の母動物から生まれた児動物にTMAを処置した群を設定した。肺の組織学的検査では,メトキシクロルおよびデキサメタゾンの高用量群で炎症反応がコントロールと比較して明らかに増加していた。肺の炎症反応を裏付けるように,メトキシクロルおよびデキサメタゾン投与群でIL-9およびIL-17Aといった炎症性サイトカインの優位な増加が認められた。加えてデキサメタゾン投与群では,IgE産生B細胞数の優位な増加が認められ,TH2型反応への関与も示唆された。ベンゾ[a]ピレン投与群は,全ての項目で,メトキシクロルやデキサメタゾンと比較すると増強反応が緩やかであった。以上の結果から,次世代免疫毒性影響は剤ごとに作用点と結果が異なり,今後も免疫抑制機序に関する情報の蓄積が必要であることが示唆された。

© 2015 日本毒性学会

==============================引用終わり


ステロイドでおなじみ、深谷先生のブログにこんな記事がありました。

免疫系の関与
http://steroid-withdrawal.weebly.com/208133012331995123983830619982.html

==============================引用はじめ

(副腎皮質ステロイドの投与は、喘息やアレルギー疾患の急性期には、直接にT細胞のサイトカイン合成を(全体的に)抑えるので有効だが、その一方で、間接的な機序によって、CD41陽性の抗原特異的T細胞におけるTh2系のサイトカインだけは過剰に産生させてしまうので、疾患を悪化させてしまうかもしれない。この有害な効果はコルチコステロイドによってIL-2産生が抑えられることによる。IL-2が抑制されると、Th2系サイトカインは過剰産生されTh1系サイトカインの産生は制限されるからである。)

-----(ここまで引用)-----

(中略)

この論文が書かれた1998頃は、ステロイドがT細胞のサイトカイン産生にどう関与しているのか?が研究されていた時代で、ステロイドは他のほとんどのサイトカインは抑制に働くのに、Th2系のIL-4だけは増加させるという奇妙な現象に研究者の関心が向いていました。 著者のローズマリー先生は「これは(IL-4を抑える)IL-12の産生がステロイドによって抑制されて、その結果IL-4が増えるのだ」と考えて、それを実験で確認して証明しました。引用した文章は、その実験結果を踏まえての考察です。わかりやすく意訳すると、「ステロイドは短期的には炎症を抑えるように見えるが、実はTh2→Th1への移行を阻害するので、結果的に自然治癒のメカニズムの妨げになっている可能性がある」といったようなことです

===========================引用終わり

ネットの情報では、ステロイドにはサイトカインを減らす働きがあるといわれています
書いてあるものが多いのですが、
そういう情報は、鵜呑みにはできないということがわかります。

私たちのようなシロウトには難しい話なのですが、
これだけは言えるようです。
ステロイドは免疫抑制剤とは言えなくて
ステロイドは免疫かく乱物質 であると。

サイトカインの過剰(サイトカインストーム)は致死的で、
気道閉塞や多臓器不全を起こすと、ウィキペディアにさえ書いてあります。



01喘息患者数

成人の喘息はすごい勢いで増えているようです。


image83.jpg

http://miyagawaiin.nzjp.net/04_09.html
喘息の死亡率は減少しているのは事実のようですが、

いっぽう
>喘息で死ぬのはひどい人(重症)だけと思われるかも知れませんが、
>最近ではそれほどひどくない人(軽症や中等症)が急激な悪化で死亡するケースや
>若者の喘息死が増えているともいわれ問題となっています。

とも書いてありますね。

ステロイド吸入薬で発作の予防をするなとは言いませんが、
喘息等の病気の発症や難治化にステロイドが関与しているのは、間違いなさそうですし、
ステロイド吸入薬も、全身に影響が出るような、
内服薬以上に強いものが発売されてきて、
そちらに移行がすすんでいるようですし、

人体に使用するということは環境も汚染するということで、
下水→河川→水道水なども医薬品での汚染が進んでいるようです。
http://www.asahi.com/articles/ASK3H34ZBK3HPLBJ001.html

心情的に、こういう胎児に悪影響があるような薬を、
予防薬として症状が無いのに使い続けるというのがどういうことか、
よく考えて使ってほしいと思います。
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