2011/11/02
厚生労働省の功罪
TPP問題ですが農水大臣、折れちゃったみたいですね。TPP交渉、鹿野農水相 首相の方針受け入れ「和を以て貴しとなす」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111101-00000548-san-pol
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まぁ、私は主に医療や化粧品について書いているんですが・・・・
ところで、以前は勝ち組、負け組みなんて言う言葉がありましたが
あれはいったい、なんだったんでしょうね。
今となっては、マイケル・ジャクソンも、スティーブ・ジョブズも
勝ち組ではないことが露呈してしまいました。
私は少なくとも、マイケルは精神疾患の薬や、鎮痛剤によって殺された。
スティーブはがん治療によって殺されたと思っていますから・・・
どんなに才能に恵まれ、社会に貢献し、お金持ちであっても、
50歳やそこらで、処方ヤク中、身体を切り刻まれて
医療の犠牲になって死ぬなんて、負け組みも良いところですよ。
そういう国なんですよね、かの国は・・・・
ポリオワクチンについて
こんなニュースもありました。
ポリオ「生ワクチン」か「不活性化ワクチン」か
小宮山厚生相と黒岩神奈川知事が対立
J-CASTニュース 10月23日(日)15時12分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111023-00000001-jct-soci
===============================引用始め
しかし、患者団体などはこれまでも、「国が不活化ワクチンを輸入すべきだ」と訴えてきた。同省によると、現在、国内4社が、ジフテリアなどの3種混合ワクチンに不活化ワクチンも加えた国産ワクチンを開発中で、2012年度中にも承認される見通しという。医薬品の安全に詳しいジャーナリストは「厚労省は国内メーカーの不活化ワクチン開発が進まなかったから生ワクチンに固執してきた。2013年春導入の方針は国内メーカーの生産体制が整うのを待つためとも考えられ、製薬産業の利益を優先していると言われかねない」と指摘する
===============================引用終わり
何で生ワクチンがダメかというと、ワクチンでポリオにかかってしまうからです。
しかし、はっきり言って生ワクチンだろうが不活性化だろうが同じです。
だって自然感染がないんですから・・・
自然感染がないのに、
接種する意味がありますか?
どーーしても、ワクチン接種ごっこがやりたいというフェチの人は、
1年や2年待って国産のワクチンでやれば良いんです。
これは、やっぱり厚生労働省の言うことをきいておいたほうが良いと思いますよ。
こちらから輸入を決めたら、相手国の思うツボです。
私は、日本は医療先進国だと思います。
最近は特に、何かと
日本は他の先進国に遅れている、後進国だと報道では言っていますが、
日本女性の寿命が世界一なのは、紛れもない事実でしょう。
日本の女性たちは、ワクチンにも懐疑的だし、
がんの検診率も低いです。
極めつけは、ピルの使用率の低さです。
これは当時の厚生省が、認可しなかったからですね。
1980年の古いものになりますが
平沢正夫さんの「不良化粧品一覧資生堂よ反論せよ」より
合成ホルモンの恐ろしさを書いたくだりがあります。
==========================引用始め
黄体卵胞ホルモンは、いわゆるピル、経口避妊薬そのものだ。
しかし、悪名高い日本の厚生省ですら、これをピルに使用することを承認していない。
副作用がこわいからだ。
ピルの場合、20日間連用したあと数日間旧約する。
ところが、化粧品は1年365日休まず使い続ける、ピルと違って医者の管理はまったくおよばない。
======================引用終わり(強調はフォーミディブル)
(ちょっと反論に反論させてもらいますが、
今は医者の管理がおよぶほうが、恐ろしいことになります。)
私の聞いた話によりますと、中ピ連という勇ましいお姉さま方が、
「中絶禁止法に反対しピル解禁をかちとる女性解放連合」
http://blog.m3.com/yonoseiginotame/20100302/6
ピルの解禁の運動をしていたんですよね。
でも厚生省は動かなかった。
(私は彼女たちの気持ちもわからないことはありません
昔はお見合いも多かっただろうし、
出来ちゃった結婚なんてとんでもないことだっただろうと思うからです。)
今となってみれば、結果的に発癌物質を、日本の女性たちにばら撒かずにすんで
本当によかったと言わざるをえません。
もちろん今の厚生労働省にも不満もたくさんありますし、
誉められたものではありませんが・・・
少なくとも、ヨーロッパやアメリカよりはましと言わなければならないと思うのです。
これからは、美容に合成ホルモンが多用されるようになるでしょう。
学校の性教育では
「避妊には、コンドームだけでは完全になりません、ピルの併用で完全になります。」
「生理が楽になります。」
「ニキビや吹き出物の予防になります。」
と教えるようになるでしょう。
すでにネットではこういうフレーズであふれています。
これに異論を唱えることのできる、女子中高生は果たして居るでしょうか。
くどいようですが、ピルは発がん物質です。
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コメント
更年期治療
2011/11/02 22:31 by オレンジ URL 編集
No title
今盛んにホルモン補充療法を薦めているようですね。
テレビや新聞でも、更年期障害について、
ナントカって女医のおばあちゃんが、
医者にかかるよう勧めているのを見ました。
気をつけたほうが良いですね。
2011/11/03 14:00 by フォーミディブル URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2014/04/04 21:20 by 編集
No title
情報ありがとうございます。
なるほどと思います。
ピルの問題、性の問題については、
私たちのような「ピルは危険」というような考えを持つ人間を、
古臭い人間の言うことは、信じるなと、ばっさり切り取られてしまうような、
もうひとつの危険性をはらんでいると思います。
しかしそれは、
一部の教師によるもの(一部の政党)だけ、ではないと思います。
製薬会社、婦人科系の病院とか、がん利権とか、裏に私たちの目には見えない、
利害関係があるんではないかと思います。
ホームスクーラーについては、
子どもにはいろんな選択肢があっても良いじゃないかなと、
そんなふうにみていきたいですね。
2014/04/05 10:09 by フォーミディブル URL 編集