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発達障害にこだわる人こそ発達障害という事実。

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こうやって”できないこと”を拾い上げて
発達障害と診断するようです。
ひとり遊びが多くてどこが悪い?って感じですよね。

そして、決して長所には目を向けませんね。
「特定の分野に高い能力を示す」も”問題行動”になるようですから。

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先日、発達障がいの研修会に行ってきました。
親向けではなく、
保育士、教師、民生児童委員向けの研修会ですね。

講師のお話はすごいものです。
1年6か月の発見では遅いと・・・
とにかく10か月の超早期から療育をはじめなければ
ひどい環境不適応状態になると

なんでそんなに超早期プログラムをやらなければいけないかというと
不登校にさせないため…(驚愕)

赤ちゃんの頃から、親や保育士、教師が、
”できないこと”を見つけ出して
付きっきりで、
あれをやってはダメ、
こうやらないとダメ、
先回りして禁止して、
こういう約束事を作って守らせて、
ああいうルールを作って守らせて・・・と、
手取り足取りやっていれば、
たしかに不登校を防ぐことができるかもしれません。

(それ以前に健常児より発達障害児に不登校が確実に多いという、
確たるデータは、今のところ私には見つけられていませんが)



ところで、
この先生は、講演の始まる前に、
ペットボトルの水かなにかをグラスか何かに注いで、
あいさつもそこそこに、真顔で、
「申し訳ありませんが、私は魚座なので
水がないとしゃべれません」

これが習慣だから、みたいに言うのです。
私たちは驚いて顔を見合わせました。
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この先生は”発達障害研修”の受講者の中に、
「魚座だから水がないとしゃべれない」のひとことで、
ギョっとした者がいるかもしれないと
これぽっちも思わないでしょう。

むしろ自分がこじゃれた人間であると、
それをみんながありがたがって聞いていると、
そう思っているはずです。

もしも私がこの先生の友達だとして、
発達障害の話をするまえには、
「魚座だから水がないとしゃべれない」とは
言わないほうが良いと思うよと言っても、
この先生は、私の意見は絶対に聞かないでしょう。


生後10か月から発達障害の早期療育しろと言う人が
「(子供は)大人の言うことはとりあえず聞くもの」などの
フレーズも、おかしいです。
普通の人はこだわらない”発達障害の症状”に
異常にこだわりを示す。
この先生こそ、発達障害なんじゃないでしょうか?
発達障害のこわさとはこういうことだと思います。



たしかにこうやって保育士や教師の尻を叩いて、
付きっきりで”療育”していれば、
不登校を防ぐことができるかもしれませんが、
就職となるとお手上げですね、
親切な”先生”が、職場にまでついて行って
ああしなさい、こうしちゃだめと
言ってあげることはできませんから。

残念ながら、発達障害は遺伝であることが多いのです。
つまり個性なんです。
個性は変えることはできません。
1週間かかってオムツを、
”大人の命令で”自分で履かせるように頑張っても
土日で元に戻るのが当たり前のようにです。
黒い目の私が青い目になれないようにです。

幼児におむつを自分で履かせるバトルを繰り広げているうちは、
まだ良いのかもしれません。
親がまともな人だったら、自分の愚かさに気が付きます。

子どもに薬≒つまり覚せい剤を飲ませるようになったらおしまいです。

何か変だよ、日本の発達障害の医療 【後編】過剰診断・治療
榊原 洋一(CRN所長、お茶の水女子大学名誉教授、
ベネッセ教育総合研究所常任顧問)
2018年4月13日掲載
https://www.blog.crn.or.jp/chief2/01/47.html
=====================引用はじめ
「自閉症スペクトラムという診断を受けた」多数のお子さんが私の外来にこられます。私の外来を受診される理由は、診断を受けたが実際には日常生活でどのようなことに注意すればよいのか、小学校は普通学級にいけるのか、そして本当に自閉症スペクトラムなのか、といったものが多数です。もちろん、お子さんが他院での見立て通り自閉症スペクトラムであることも多いのですが、半数近くのお子さんが、自閉症スペクトラムとは考えられないのです。

自閉症スペクトラムと診断された根拠には、「集団での指示が入らない」「こだわり行動がある」「言葉の遅れがある」などの、自閉症によく見られる症状がある、というものが多いのですが、中には行動評価スケール(M-CHATなど)で自閉症スペクトラムの範囲と判断されたというお子さんもいます。

前回のブログにも書いたように、ADHDと同じく自閉症スペクトラムにも、診断確定のための検査はありません。ADHD同様に子どもの行動特徴から診断をつけるのです。

私のところにこられたお子さんも、集団の中で指示が入りにくい、こだわりがある、という理由で診断がつけられてきています。しかし、私がそのお子さんと一対一で話をすると、私の意図をすぐに理解でき、また子どもの社会性の現れを示す行動である「他人の顔の参照」などの行動が十分に見られるのです。また、こだわりの内容を聞いてみると、自動車ばかりで遊んでいる、遊び方に決まりがあるなどの行動の特徴はあるのですが、こうしたこだわりは普通の子ども(定型発達児)にも見られるものなのです。自閉症スペクトラムの診断基準(DSM)には、こだわりの内容について「非常に制限され、程度や対象が異常なこだわり」とちゃんと書かれています。特定のものへのこだわりが強いからといってすぐに自閉症スペクトラムと診断してよい訳ではないのです。

では自閉症スペクトラムの評価尺度(M-CHAT)などで、自閉症スペクトラムが疑われている子どもはどうでしょうか。M-CHAT(Modified Checklist for Autism in Toddlers)のtoddlersはよちよち歩きの子どものことで、1歳半位で子どもの自閉症スペクトラムのリスクを知ることのできる便利なチェックリストです。リスクを早期に知ることはできるのですが、結果が陽性にでたからといって、その後その子どもが自閉症スペクトラムに必ずなるのではないことが、調査によって明らかになっています。

子どもの行動の一部あるいは、チェックリストだけで診断を受け、私が自閉症スペクトラムとは見なせない、と判断した子どもは、念のためにその後の経過を確認していますが、その後問題なく幼稚園や普通学級に通っている子どもがほとんどなのです。

どうしてこんなことになっているのか、私にも訳が分かりません。もしかすると、私の診断の目が節穴で、見逃しているのではないか、などと心配になるくらいです。

私自身の心配だけであればそれでよいのですが、以前のこのブログ「何か変だよ、日本のインクルーシブ教育」で書いたように、自閉症スペクトラムなどの発達障害、と診断がつくと、インクルーシブではなくエクスクルーシブに特別支援学校に行くことになります。いったん特別支援学校(学級)に行くと、普通学級に戻ることは難しいこと、つまりその子どもの人生の生き方まで変えてしまう可能性があると思うと身震いしてしまいます。

過剰検査や過剰診断については、以前から私の悩みの種でしたが、最近「過剰治療」もあるのではないかと、あらたな悩みが増えました。

もちろん、過剰診断があれば、その過剰な診断のもとに治療が行われる訳ですので、過剰治療になります。でも今回私が心配している過剰治療は、それとは少し様相が異なります。

それは、私が勤めるある発達支援センターへ相談にこられるお子さんのこれまでの経過の中から明らかになりました。発達障害を専門とするある医院での診療経過(診断、治療)を、支援センターの心理相談員が聞き取った問診票を見ていて、「えっ」と目を疑うような診断治療内容を目にしたのです。それも、一回きりではなく、何人もの子どもが、ほぼ同じ診断名と服薬内容で紹介されてきているのです。診断名は「自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、ADHD」です。なぜ、私はこの診断名を見て驚いたのでしょうか。自閉症スペクトラムとADHDは併存(合併)することがありますので、この2つが同時に書かれていてもおかしくありません。問題は、自閉症スペクトラムとアスペルガー症候群が併記されていることです。ご存知の方もおられるかもしれませんが、DSMの診断基準が最近(2013年)改訂され、もはやアスペルガー症候群という診断名は使わず、自閉症スペクトラムに含めることにしたのです。たまたま、あるお子さんの診断にこの2つを不注意で併記してしまったのかもしれないと最初は思いましたが、同じ医院にかかっている複数の子どもに、この三者併記の診断名がついているのです。良いたとえではないかもしれませんが、診断名に「脳血管障害」と「脳梗塞」を併記するようなものです。

しかしこの医院にかかっている子どもの問診票でもっと驚いたことは、こうした子どもにおしなべて「コンサータ、リスパダール、エビリファイ」という3種類の薬が処方されていることです。コンサータはADHDの薬ですし、リスパダールとエビリファイは自閉症スペクトラムによく使用される薬です。しかし通常はどちらかを処方するのです。併用することも誤りではありませんが、この医院では、私が相談を受けた数名にはすべて同じ診断名(3つ)があり、最初からこの3種類の薬が処方されていたのです。さらに、この数人の子どもは、前のブログに書いたように、すべて過剰診断と思われ、自閉症スペクトラムという診断はできませんでした。つまり不必要な薬が投与されていたことになります。
========================引用終わり
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