薬害と子どもの心

先日は、イレッサ薬害裁判について書きました。

この原告団長の近澤昭雄さんという方は、娘さんをなくされました。
近沢さんは、娘さんにイレッサを勧めたことを悔いておられるそうです。
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こういうことはありますね
私も息子にステロイドを塗ったことを悔いています。

きっと子どもさんに、タミフルを飲ませたことを悔いておられる。
親さんも多いことでしょう。


親にしてみれば、「自分は医者の言うとおりにしただけで、間違ってはいなかった。」
「自分は正しかった。」と逃げることは可能です。

しかし、子どもというのは真実を知りたがるものです。
必ず、真実を知るときが来るのです。

松居一代が、子どものアトピーについてテレビでぺらぺらしゃっべっているのを見た、
息子が私にこう聴きました。
「お母さんは、そんなに大変だったのか。」と、「そんなに苦しかったのか。」と
私はこう答えました。
「大変だったのはあなたで、私は痛くも痒くもなかった。」
「治ったのはあなたの自然治癒力が強かったから。」と

苦しいのは、子ども自身です。
そしてそれが薬害であったことを知り、またショックを受けます。
子どもの苦しみを親といえども、代わりに感じてやることは不可能でしょう。

それより親が真実を追究しようとしたかどうかを、
薬害というものにどう対処したかを、子どもは必ず見ています。
この世にいようと、天国にいようと・・・・

子どもを二度殺してはいけません。
心まで殺してはいけません。



近沢さんが裁判を起こされた気持ちはよく分かります。
私もその立場だったら、裁判をしたかもしれません。

副作用の間質性肺炎は、ものすごく苦しいそうです。
水の中に顔を突っ込んだように窒息するんです。
近沢さんの娘さんは、横になることが出来なくて、座ったままなくなられたそうです。
今回は負けてしまいましたが、勝ち負けは私たちには関係ありません。
裁判の報道によってイレッサの正体をはっきり知ることが出来たからです。

これは私たちにとっては大きな収穫です。
裁判を起こすことは、金銭的にも精神的にも大変なことですが、
この原告の方々によって、私たちはタダで重要な情報を得ることが出来たのです。

表向きは、
副作用のない夢の新薬。

現実は何百人も亡くなっていること。
欧米では、効果なしとされていること。

文字通り、製薬会社や、医者にとっての夢でしかなかったのです。

原告団の方々には、本当にお礼を言いたいです。
亡くなられた方の分まで長生きしてほしいです。

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