医療は日本経済の柱になりうるか?? 1人の外国人看護師を日本で雇用するのに、2億2500万円かかっています。

昨夜もTVタックルは、TPPと医療について、本当のことは言いませんね。
つまらないので、ドラマに変えたら、
渡瀬恒彦が医者役で「生体肝移植」がどうのこうのって・・・
もうおなかいっぱい、テレビ見ないで、そっこー寝ました。


医療が日本の経済成長の柱になるのか書いていますが、
雇用のほうから見てみると・・・

アゴラより
==========================引用始め
外国人看護師:なぜ実習が先で国家試験が後なのか
井上 晃宏 / 記事一覧
http://agora-web.jp/archives/1345735.html

EPAに基づく外国人看護師の導入事業がうまくいっていない。1人の外国人看護師を日本で雇用するのに、2億2500万円もかかっている。日本で教育を受けさせて、看護師国家試験を受けてもらうというシステムに問題があると思われる。むしろ、日本の看護師国家試験を、外国で受験しやすくすべきだと思う。

インドネシアからは3年間で316人、フィリピンからは2年間で139人を受け入れた。だが、日本語が看護師試験の壁となり、合格者は初年度がゼロで、2年目は計3人。3年目は試験問題の難しい漢字にルビを振ったり、英語を併記するなどしたが、計16人と合格率4%に留まった。<中日新聞>

外国人看護師らの受け入れには、多額の税金も投入されている。その額は、過去二年間で約四十三億円に上る。一人当たり五百万円近い金額だ。その大半は、看護師らが就労前に受ける日本語研修の予算である。

誰のためにもならない外国人看護師受け入れ制度
さらに、受け入れた日本側医療機関は、看護助手クラスの賃金を実習生に支払っているので、3年間で600万円程度を支払っている。

2年間で合格したとしても、合格率は4%だから、官民合計で、1人の外国人看護師の雇用に、2億2500万円もかかっているのである。

受験者が日本人の場合、90%程度が合格するにもかかわらず、フィリピン人やインドネシア人の合格率がこれほど低い理由は、語学である。彼らは現地で看護師資格を持つにもかかわらず、「顔面神経」だとか、「麻疹」のような、日本ローカルの医療用語で試験を受けなければならないのである。逆に、日本人看護師がインドネシアで看護師資格取得を希望しても、インドネシア語で試験されれば、似たような結果になるだろう。

なぜ、外国人看護師に、2年ないし3年間も、看護助手の真似事をさせなくてはいけないのか。座学で憶えられない、実務的な日本語の学習、日本の医療機関の慣習を憶えてもらうという側面はあるにしても、長すぎる。実習生の間からは、「母国で身につけた専門技能を忘れてしまう」「下働きの毎日でプライドを傷つけられた」という不満が上がっている。しかも、生活費や教育費用は日本側が全額負担している。

現行看護師法によれば、外国人看護師は日本の看護師国家試験を受験することはできるが、あまりにも手続きが煩雑であり(書類の本人持参や書類の日本語訳を要求することなど)、敷居が高い。

政府がやるべきことは、看護師募集事務所を希望者の多い国に設置し、日本語能力検査と看護師国家試験を現地で施行することである。その程度なら、大して予算はかからない。合格者には、日本の医療慣行を憶えてもらうために、実務に就く前に、半年程度の研修を公費で提供するといいだろう。

看護師国家試験の合格率はどうなるかわからないが、いくら合格率が低くても、勉強の費用は本人が負担するので、問題ない。中国などには、日本企業のコールセンターが存在し、現地人を雇用しているが、きちんと日本語で応答してくれる。外国でも、需要さえあれば、日本語を学習する環境はあり、日本政府が特別に援助する必要はない。

日本での看護師業務が、日本語というハードルをクリアするほどの価値がないと外国人に判断され、誰も日本に来ないなら、事業そのものを廃止すればいい。厚労省の天下り法人を一つ整理できるという効用があるだろう。

参考:以下は日本語レッスンの内容である。日本の高校生でも、意味がわからないだろう。こんなものを日本に来て2年でマスターさせられる外国人看護師は、本当に大変だと思う。

○●○●○『看護師国家試験対策用語』○●○●○
一日一語、看護師国家試験で使われる用語について解説する、購読者限定のメール・レッスンです。
□■□今日の用語□ ■□ 味覚
【読み方=よみかた】 みかく
【意味=いみ】 尼語:perasa 英語:gustation
【説明】舌でみる味の感覚。化学受容体が水溶性物質を認識。咬むと唾液が出て、味がわかる。
舌には顔面神経、舌根部は舌咽神経が関与。甘味・塩味・酸味・苦味・旨味など。
五感は視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚。
【説明(せつめい)】舌(した)でみる味(あじ)の感覚(かんかく)。化学受容体(かがくじゅようたい)が水溶性物質(すいようせいぶっしつ)を認識(にんしき)。
咬(か)むと唾液(だえき)が出(で)て、味(あじ)がわかる。
舌(した)には顔面神経(がんめんしんけい)、舌根部(ぜっこんぶ)は舌咽神経(ぜついんしんけい)が関与(かんよ)。
甘味(かんみ)・塩味(えんみ)・酸味(さんみ)・苦味(にがみ)・旨味(うまみ)など。五感(ごかん)は視覚(しかく)・聴覚(ちょうかく)・嗅覚(きゅうかく)・味覚(みかく)・触覚(しょっかく)。 ...
・・・・・・・・・6月18日
==============================引用終わり

こちらのニコブログのニコさんのご意見によれば・・・
=============================引用始め
9月14日「報道ステーション」 外国人看護師の特集 メモ&感想
http://nikonikositaine.blog49.fc2.com/blog-entry-1945.html

安い外国人看護師を使いたい、でも日本人看護師の給与や待遇の改善はしたくない、そういうことですよね。

「褥瘡」を一般人が読めないのは当たり前です。「褥瘡」は「床ずれ」でいいような気はしますが、看護師が専門用語を読めるのは当たり前です。どんな職種でもそういことはあると思います。日本人も看護学校で数年間学んで国家資格を取ります。日本の医療現場で働くなら日本語が話せるのは当たり前のことで、特に患者とのコミュニケーションが重要な看護師に日本語の不自由な人を雇用してもしょうがないでしょう。日本語特有の難しさから合格率が低いことと「開かれた国」かどうかとは別の問題です。日本語の難しさには労働市場を守るメリットもあります。中途半端な制度を作るのがいけないんです。

そもそも、看護師が圧倒的に不足しているのは、看護師の待遇が悪いからです。看護師資格を持った人は必要な人数以上にいるんですから。給与がもう少し高ければ、もう少し待遇が良ければ、また働きたいという人は多いです。この重要な問題を見て見ぬふりをして外国人看護師の問題をクローズアップするのは間違っていると思います。失礼だからと外国人枠を作って優遇したら、逆に日本人差別になります。私は外国人差別をしたいわけではありません。日本は本当に労働者に冷たい国ですよね。偉そうに「日本の雇用はどうする」じゃないですよ。
==============================引用終わり

ニコさんのおっしゃるとおりだと思います。(特に大きい字の部分)

実質的に医療を支えている、看護師さん、介護職の方の
労働条件がまったく改善されていないようです。

お礼奉公などという、時代錯誤もはなはだしい習慣がまだ残っているようですね。
http://www.mykomon.biz/saiyo/henkan/henkan_kangoshi.html

その悪習を、日本医師会が変えようとしない。
そもそも看護師を医師会で管理するというのが変だと思うんですが・・・
そうすることが、医師会にとってよほど(お金という)旨みがあるのでしょう。

虫食いだらけの古ぼけた柱、修理するにも莫大なお金がかかる。
こんなものを、日本の柱にして良いんでしょうか。

まさか
移植不適合臓器って何だと思う?
「人体が最後の経済資源」
より
http://aoamanatu.blog.fc2.com/blog-entry-119.html
 人の組織の移植や研究・商業利用への動きをめぐって 
利光 恵子
「脳死」・臓器移植を問う市民れんぞく講座 2000/8/20より

http://fps01.plala.or.jp/~brainx/toshimitsu1.htm
(人体を)商業利用への動きですよ!!
本当にこんなことを考えているんではないでしょうね。
まさにホラー、お化け屋敷の柱ですね。

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