表皮ブドウ球菌ももちろんですが乳酸菌や酵母菌、にきびの原因といわれるアクネ菌も含めた
数百種とも言われる多種多様な菌を、
悪玉菌を繁殖させすぎないようにバランスよく繁殖させるという考え方です。
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角質培養とはホームページやブログ、2ちゃんねる(垢ため)にもたくさん書き込みはありますが、
簡単に言ってしまえば、
1.ピーリングやゴマージュ、洗顔のしすぎで角質を取り過ぎないこと。
2.肌断食ではないので、化粧水や乳液で保湿はしっかりすること。
(ホホバオイルを使うことを勧める人気ブログもあります。)
1の角質を取りすぎないのは当たり前、ビオレの毛穴パックなんかやっちゃだめです。
1日3度もごしごし洗顔するのもだめです。
だからといって垢を溜め込むというのもいかがなものか??
角質は所詮は死んだ組織なので、そんなものに気を使うより、
生きた組織である皮脂腺や汗腺を大事にしてあげなければならないのではないでしょうか。
皮脂や汗ははお肌に潤いを与えるだけでなく、常在菌クンたちのえさにもなるんです。
そこで問題になるのが2なんです。
人間の体やその組織は、使わないと衰えます。
どんなに頑強な宇宙飛行士も、地球に帰ってくると、足元がふらつくといいます。
使わない脚が衰えるんですね。
皮脂腺や汗腺も外から油分や水分を与え続けていると、
用のなくなった皮脂腺や、汗腺は衰えます。
化学合成スキンケアには合成界面活性剤が入っていて、
天然の皮脂や汗を落とし、バリアを壊してしまうからなお悪いです。
これにはれっきとした病名がついていて、
累積性皮膚炎(化粧品皮膚炎)といいます。
以下古い本で恐縮ですが、
平沢正夫著不良化粧品一覧 資生堂よ、反論せよ
によれば、
========================246ページより引用開始
化粧をやめたら、まちがいなく禁断症状におそわれる。顔がつっぱる、カサカサになる、かゆい、汗が肌にしみる・・・・。化粧品中の界面活性剤による累積性皮膚炎の仕業である。症状はだいたい6ヶ月で取れる。禁断症状にたえかねて化粧品に手を出せば、症状はおさまるかわりに、元の化粧品地獄へ逆おとしである。この苦痛はいったい誰がもたらしたのか。いうまでもなかろう。それは化粧品メーカーだ。
=========================引用終わり
(オモシロイでしょ、この本・・・・(笑)。
でも、この本の出版社はつぶれてしまったにもかかわらず、
古本がありえない高値で売られているといういわくつきのスゴイ本なんですよ。
今日現在、約3000円~12000円、定価は800円+税)
もちろん、化学合成化粧品には、
常在菌のえさとなる皮脂の成分であるトリグリセリド=脂肪酸、
つまりオリーブオイルやバーユの成分はほとんど含まれていません。
合成ポリマーや、石油系の油が使われていることがほとんどです。
えさにはなりません。
だから製品の中で菌が繁殖しにくい、これで都合がいいのは、化粧品を作って売る側だけでしょう。
それとホホバオイルも脂肪酸ではなくワックスですので、菌のえさにはならないようです。
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