(ネタバレ) 華麗で壮大なAC小説、風と共に去りぬ (ネタバレ)

チョコレートのコマーシャルで
「スカーレット・オハラは美人ではなかった…でも彼女は誰よりも美しい人生でした…」
・・・と、松本潤さんはおっしゃっているわけですが・・・
「ホントかよっ」って突っ込みたくなるんですよね。




”風とともに去りぬ”は、南北戦争当時のアメリカ南部を背景に、
スカーレット・オハラという美貌の、気性の激しい女性が主人公で、、
本の解説によれば1861年から1873年までの、
12年間の出来事が小説になっています。
スカーレットが16歳のときに戦争が始まり、そこから小説が始まっています。
ですから、小説の最後は、28歳です。
マーガレットミッチェルは一発屋で続編はないらしいので、
スカーレットのそれ以後の人生はどうなったのか分からないんです。

gonewiththewind86sss[1]
(戦争、敗戦によってたいへんな苦労を体験します)


私は、
この小説は魅力的ではあったが空っぽの女性の話だと思うんです。
今風に言えばACでしょうか。

”風とともに去りぬ”その”去りぬ”の意味は時代が去ったという意味もあるそうですが、
私が思うには、大事な人も去ってしまった、という意味ではないかと思います
本当に自分を愛してくれたのはだれだったのか、
本当に自分が大事にしなければならなかった人はだれだったのかが理解できなかった。
幼い娘ボニーが事故にあい、友人メラニーも死に、夫レットは家を出て行ってしまう。
・・そこがこの長い小説の最後です。


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この小説には、母エレンの若いころの話が出てきます。
エレンは美しいフランス系の名門のお譲様で、フィリップといういとこに恋をしました。
しかしフィリップは、遊び人ということで、ふたりは引き離されました。

自分の思うようにならなかったエレンは、あてつけに、
ジェラルド(つまりスカーレットの父)という、
働き者ではあるが、がにまたで、背が低く、飲んべえで28歳も年上の、
アイルランド人と、結婚します。

小説にはこうかかれています。
「ジェラルドは、抜け殻と結婚した」・・・と


gonewiththewind16ss[1]
(美人ではないと書いてあるがモテモテで、男たちはなぜかころっと・・)

スカーレットも母親と似たようなことをします。

好きな男性アシュレが、メラニーと結婚してしまい、
自分の思うようにならなかったあてつけに、
メラニーの兄と結婚し(と言うか、たぶらかし)
二番目の夫は自分の妹の婚約者を横取りし、

全編を通して何かとスカ-レットを助け支えてきた
三番目の夫、レット・バトラーは愛想をつかして家を出て行ってしまう。

幸せになれなかったのは男たちだけではありませんでした。
子どもが何人かいるんですが、子どももなつきませんでした。
メラニーが男の子たちと戦争ごっこで遊んでいるのをみると、
自分にはなにかがかけていると、思ったりするんです。

大切な人を失った、そのことで本当はアシュレを愛していたのではなかった
大切な人はレットだった、とやっと気がつく。

そして、絢爛豪華な屋敷を出て
両親も奴隷たちもいなくなった、実家のタラに戻り、
奴隷の乳母(マミー)に会って、
レットをどう取り戻すか、考える決心をする。


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(奴隷の乳母のもとへ帰る決心をする)

・・・これってどうよ??
私はう~ん、イタイかも

男性の方、レットだったら、スカーレットの元に戻りますか?
もしも男女が逆で、私がレットだったら絶対無理!!


・・・以上個人的に、心に残った部分を書いてみました・・・
(映画と小説では、少しニュアンスが違うと思います。)

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美しい生き方なんてしないほうが
小説や映画としては、面白いかも。

(画像は映画のものであって、小説の内容とは違います)

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