介護と感謝の心

高島忠夫さんの、介護のテレビ番組を見て、
なんかおかしくない?と思っていろいろ書いたわけですが、
http://aoamanatu.blog.fc2.com/blog-entry-527.html
「これって、共依存じゃない?」
(この話題は賞味期限切れかもしれませんが、
このブログ記事の続きがあったわけです、笑
他にもいろいろブログ記事に書きたいことがあったものですから、
後回しになってしまいました。)

それ以後ポストセブンのこんな記事がありました。

毒女ニュースからです。
寿美花代が夫・高島忠夫を老老介護している番組内容に疑問の声「一人で介護しているわけじゃない」
http://www.officiallyjd.com/archives/261154/

20130623_sumihanayo_01-300x225[1]

つまり、親戚の人かお手伝いさんか誰だかわかりませんが、
寿美花代さんは外では高島忠夫さんが回復したといっているのに、
事実は糖尿病やパーキンソン病やらいろんな病気をしている。
それに介護は寿美さんがひとりでやっているわけじゃないでしょ、と
いろいろ言われてしまったわけです。


なんだか釈然としないのは、
やっぱりこの家族には、介護してくれる、介護師さんや、家政婦さんに対する
感謝の気持ちが感じられないからだと思います。
老人介護というのは、お金をもらったからといって、
誰にでもできるものではありません。

私の母が脳出血で要介護になり、今、老健でお世話になっているんですが、
自分でやれといわれても、1日だってへとへとになって、共倒れしかねません。

介護してくださる方々がいるので、どれほど助かっているか、はかりしれないです。

母の居る老健は、狭い4人部屋で、
窓のない狭いリビングに、10人以上のお年寄りがいます。
街中にあって車もとめにくい、古い、狭いでお見舞いに来ていただくのもはばかられます。

それでも、リハビリもやってくれるし、小奇麗にしてくれていて、費用は約8万円。
本当にありがたいです。
介護のスタッフの人たちは、
それまで入院していた、市民病院の医者の上から目線と、おおいに違います。


こうなったら憎いも愛しているもありません
「もうちょっと我慢していてね、もう少し広い個室に引っ越すから」
・・・と話しかけるのですが、理解しているのかいないのか。

施設の職員の前では、良い親子を演じる自分に嫌悪を感じる。
本当は「めんどくさいな」・・・って言いたいのに。

それが普通じゃないでしょうか。


高島忠夫さんは人気タレントでしたが、
15年前にうつ病を患って、以来仕事らしい仕事はしていないようですし
住み込みを含めて、長年お手伝いさんを何人も雇い続けているわけですし、
(住み込み家政婦、一人につき、一ヶ月に50万円かかるらすぃ~。)
それに、お姫様の生活レベルはなかなか変えられないと推測できますから、
借金まみれではなくても、家計は苦しいと思いますよ。

誰だって年寄りを施設に入れるよりは、お手伝いさんを雇ってでも、
自宅にいてもらい、、
「私は彼を愛し、彼の面倒を見ています
そしてそのおかげで、彼の病気は回復しました」と言うほうが
世間体・・・というか、
介護する人=寿美さんへの評価は高くなるだろうと思いますが、
それじゃあお金がかかりすぎますし

だいたいにおいて、年寄りの病気を、「私には治せる」と言うこと自体がおこがましい。
それに寿美さん自身も、罪悪感を感じているんですよね。
やっぱり役者なんですよ、しかし現実は、芝居のようにはいきません
(つまりうそつきでいいカッコしぃ、だから共依存だろうとかんぐるわけです)

世間体じゃないですよ、
介護する人もされる人も。

こんなふうになってしまってと、悲しみ、泣くのもどうかと思います。
私は昨日も母に会ってきましたが、母は「こんなふうになってしまって」と、
悲しそうな顔をしていました。
私は「80まで生きれて良かったと思うよ」と笑って答えました。

9日に、福島原発の吉田元所長が亡くなりました。
58歳ですよ。
脳出血、食道がんの手術、治療も受けていたそうです。苦しかったでしょう。
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前回の記事では、若死にした親戚について書きました。
それを思ったら、80まで生きられた、
しかもそれまでは、介護や看護を必要としていなかったのは幸せですよ、
感謝しなければいけません。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私は、看護も介護もやってもらったことはありません。
お産も比較的軽かったです。

けれども、ひどいパニック発作(強度の回転性のめまい、嘔吐、下痢、異常発汗)
で、転倒、脱水の危険性があったため、
どうしても救急車を呼ばなければならない事態になりました。

私は、救急隊の方々に、寿命を延ばしてもらったと感謝しています。
私は救急隊の人たちとの約束ができています。
発作が起きたら、我慢しないで救急車を呼んでいいから
病院の薬は飲まないこと
・・・と。

この約束にどれだけ救われているか、
不思議とそれ以来、発作もありません
今でもうれしい涙が出ます。

病人にかかわるのは、医者だけではありません。
いや、看護や介護にかかわる人たちが、
医者より頼りになるというのが、今の私の心境です。




次回は特別養護老人ホームを、何箇所か見学してきた、
感想を書く予定です。
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コメント

本当ですよ。
私は特養で働いていたので、
感謝をしてくれる家族って、本当に温かいんですよ。
こちらも、一生懸命やっているけれど、至らない所もそりゃあるじゃないですか。
それでも、信頼してくれて、預けてくれる家族にはこちらこそ感謝したいです。

80まで生きたなら、もう嘆くことなどないですよ。
あとは、自分の運命の流れに任せるだけだと思います。
若くして亡くなられた方の無念を思えば、贅沢ですよ。
そうやって、すがりたい気持ちも分からなくはないですが。
それでは家族も参ってしまいます。
どうか、気丈に振る舞って欲しいと思います。

高島さんの家には、ホームヘルパーが何人か入っているそうです。
それとは別に家政婦も雇っているのです。
まるで2人暮らしかのようでしたけど。
隠すから変な感じになるんですよ。





  • 2013/07/12 (Fri) 17:31
  • チイチャン #ZazoRmvA
  • URL
愛読者です

初めてコメントいたします
私も母が半寝たきりになり、今月中に病院から介護施設へ移る予定です
母は自分が一番美しく、賢く、何でもできる偉い人間と思っていて(完全に人格障害です)、家族のことも全員バカにしています
子どもの頃は母に洗脳されていたので、母の言うことは正しいと思って従って来ました
事業に失敗して警備員になった父のことを散々バカにして、今でも使用人の扱いです
私は500km以上離れて住んでいるし、夫にも子どもにも介護が必要なので、駆けつけることはできません
今は父しか母を見る人がいなくて、父がかわいそうで仕方ないです
母を介護する方々には本当に感謝の心でいっぱいです

  • 2013/07/12 (Fri) 23:05
  • きく #-
  • URL
No title

私も老人施設で働いていたことがありますが、滅多に面会に来ない家族に限って感謝の一言も無しに、たまたまその日だけ出来てなかった介護の荒探しをしてケチつけて帰っていくんです。
頻繁に面会に来る家族ほど、感謝をしてくれました。
前者の家族は、きっと自分達で介護してみる努力をする前に放り投げちゃったんだろうな、と思います。

賃金としての形で報酬は貰っているし、感謝の言葉が欲しい訳でもなかったけれど、施設に入れた以上、自分の家族を人に預けている意識だけは捨てないで欲しいです。
高嶋家も預けてはいないものの、家族以外の協力者がいること、その存在がどれだけ大きいことかを忘れないでもらいたいですね。

  • 2013/07/13 (Sat) 00:51
  • アキ #-
  • URL
No title

チイチャン さん、

特養で働いていらっしゃったんですね。

>80まで生きたなら、もう嘆くことなどないですよ。
そうですよね。

積極的な医療は拒否しましたが
施設の人は、冗談がいえるようになったねって、言ってました。
人間の生命力はすごいと思いました。
施設で人と人とのかかわりがもてるということは、いいことだと思いました。

  • 2013/07/13 (Sat) 08:07
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL
No title

きくさん、

お母さんの性格、うちとちょっと似てますね。
こういう人は、たいへんですね。
施設の人も、こういう人もいるとわかっているんじゃないかな。

周りの人々は、きっとお父さんを助けてくれると思います。


  • 2013/07/13 (Sat) 08:15
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL
No title

アキさん、

あら捜しする人っているみたいですね。

もちろんニュースネタになるような事件は許せませんが、
ほとんどのスタッフが、一生懸命やって下さっているということを、
忘れないようにしたいですね。

  • 2013/07/13 (Sat) 08:19
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL
No title

去年90過ぎで大往生した祖母を思い出しました。
特養のワンルームで息を引き取りましたが、
私の両親は毎週欠かさず顔を出してて、私も一時帰国した時は
息子連れて行ってました。
かなり進んだ痴呆でしたが、行くと遠くからありがとうねえと、いきなりシャキッと
しだしてひ孫にヨーグルト食べさせたりしてました。
子どもの力って凄いですね。

特養では年間通して家族も参加できるイベントもあって、
特に夏祭りは楽しみでしたよ。
毎日の介護、イベントと職員の方には感謝以外の言葉が
ありません。

祖母には同じ入居者のお仲間がいて、まるで女子中学生のような
人間関係の難しさもありましたが、刺激になって良かったんだと思います。
人との関わりって、死ぬまで大事なんですね。

  • 2013/07/13 (Sat) 09:49
  • ラセティ #u2lyCPR2
  • URL
No title

ラセティさん、

素敵なご両親ですね、
それに子どもの力ってすごいです。

そういえば老健も、夏祭りの案内が来ていました。
街中で、駐車場さえままならないのに、やるっていうんだから、
スタッフのご苦労は、どれほどのものだろうと思います。

こういういろんな刺激が、良いんでしょうね。

  • 2013/07/13 (Sat) 15:54
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL
ありがとうございます

お母様の話をずっと拝読していて、うちの母と重なって見えました
介護の力をお借りして穏やかに過ごせたら、父の今までの苦労も少しは報われるかな、と

しかも私も7年前パニック障害になり、元々あった甲状腺の機能障害とゴチャゴチャにされて薬漬けに…
薬を完全に止めるまで3年かかりましたが、止められて本当に良かったです
救急車には一度倒れて運ばれていますが、どうしても無理なら呼んでいいと思っているだけで、私も心の御守りになっています

これからも拝読させていただきます

  • 2013/07/13 (Sat) 21:57
  • きく #-
  • URL
No title

きくさん、

>薬を完全に止めるまで3年かかりましたが、止められて本当に良かったです
救急車には一度倒れて運ばれていますが、どうしても無理なら呼んでいいと思っているだけで、私も心の御守りになっています

よかったですね。
心のお守り・・・ですよね~

  • 2013/07/14 (Sun) 07:19
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
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