がん治療はあまりにもリスクが多く、コスパが悪すぎる

本題の前に・・・

先日、NHKクローズアップ現代の”氾濫する土下座”についての記事を書きましたが、
本日14日の朝日新聞の天声人語に、この番組の話題も出ていました。

天声人語によれば、紀伊徳川家の行列の図に描かれた人々は、
しゃがんでいるだけだそうです。

実際は、しゃがむだけでよかったようです。
”土下座”はドラマや映画といったメディアが、勝手に作ったものなのでしょうか。


・・・とにかくですね、土下座みたいな、前近代的なことはやめてもらいたいです。
傍から見ると
単細胞に見えます。
田舎者に見えます。

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ここから本題です。


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10月12日の朝日新聞、青のbeに
近藤誠さんの記事が載っていました。

逆風満帆
がん患者に寄り添って

医師 近藤誠 上

検査なんてできるか

============================引用はじめ

 ”異端児”の朝は早い。午前6時、東京・信濃町にある慶應義塾大学病院。人影のない病院をうろうろしていると、背後から声がした。「おーい、そこじゃないぞ」。ふりかえると暗い廊下で放射線科講師の近藤誠が立っていた。
 近藤は毎朝、3時に起床する。病院に来るのは4時か5時。コンビニのサラダと、「それだけだとカロリー不足になるから」とお菓子を食べながら、心札以外はひたすらな以外の医学論文を読みふける。土日も関係ない。
 論文を書くときは一言一句に細心の注意を払う。「エビデンス(証拠)がないこと、あやふやなことは絶対に書かない。少しでもミスがあったら『やっぱりあいつの言っていることはでたらめだ』って揚げ足を取られるからね・・・」
 がんの時代である。国民の2人に1人ががんにかかる。早期検診が復旧、抗がん剤治療や手術も進歩したと言われる。近藤はこの20年あまり、そんながん治療に対して疑問を投げかけてきた。「早期検診は無駄だ」「抗がん剤はほとんどのがんに効かない」「手術や抗がん剤治療が寿命を縮める」・・・。
がん治療の権威たちを真っ向から否定するような論陣を張り、医学会でも勤務先の慶応義塾病院の中でも孤立して生きてきた。
 なぜ戦うのか。「うーん、僕は間違っていることを認めないのは正直でないと思うんだよね」。自身はヒラ講師。時間がたっぷりあったので研究ができた。教授になっていたら、雑務に終われて勉強することはできなかったという。「ありがたいね。おかげで僕は研究者の中でもいちばん医学論文を読んでいると思うな」。あっけらかんと言った。

 (中略)


 卒業後放射線科の研修医となった。放射線科を選んだのは、医学部の同期で病理医になった妻(65)と学生結婚し、1児がいたからだ。「仕事がラクそうで育児と両立できる」と思ったという。
 しかしそれは思い違いだった。その頃のがん治療の主役は外科手術である。病棟には、外科からの手の施しようが亡くなった末期がん患者が大勢送り込まれてきた。手術で体の一部が欠損した患者や身体機能を失った患者もいた。がん告知もまずされない時代だ。患者たちは疑心暗鬼になりながら、それでも黙々と治療を受けた。医師たちは助かる見込みがない患者にも検査と治療を続ける――。
 ぶっきらぼうに見えて近藤は情にもろい。患者の話を聞いて涙ぐみ、「泣き虫まこちゃん」のあだ名を持つ。治療のかいなくボロボロになって消えていく命に接するうちに、漫然と医師になった自分がいつしか「患者の気持ちに寄り添いたい」と強く思っていることに気づいた。
 ある日近藤は上司から末期がん患者のX線検査を命じられた、衰弱した男性患者は自力で検査台に立つことができない。検査より休むことが大切だ。そう判断して中止したところ上司に怒られた。「何を考えているんだ?」。気がつくと怒鳴り返していた。「あんな状態で検査できるわけないだろ!」。それまで目上の人に口答えすらしたことがなかったという近藤の人生で、初めての反抗だった。

==============================引用終わり

この続きもあるみたいなので、”下”のほうも読んでみて、
書きたいと思ったら、書き写してみたいと思います。





ところで、週刊朝日には

『白い巨塔』モデル医師 
「がん放置療法」めぐり近藤誠医師と大激論

(更新 2013/9/17 07:00)

http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2013091300027.html

 がんには「本物のがん」と「がんもどき」があるという独自の「がんもどき理論」を展開する慶応大学放射線科講師の近藤誠医師。この理論に対し小説『白い巨塔』の主人公・財前五郎のモデルとなったとされる日本外科界の権威、大阪大学第二外科元教授神前(こうさき)五郎医師が反論。撤回を求めるため、二人の直接対決が実現した。2時間半にもおよぶ大激論はどのような結末を迎えたのか。
(以下略)

===============================引用終わり

・・・・なんていう記事があったようです。
神前さんは、近藤さんに、シビアな条件を突きつけているように思えます。
(財前五郎のモデル、生きてたんですね、
死んだかと思ってました。)



私はこの週刊朝日の記事は読んでいませんが、
白い巨塔のドラマは見たことがあります。

私は、財前五郎のような医者にはかかりたくないと思っていました。
いやですよ、こんな医者。

「財前五郎が胃がんになって若死にしたのは、自業自得だ」って思ってましたし・・・

それでも財前のような医者は医者の立場から見ればヒーローなんでしょうね。
しかし、私たち一般の患者の側から見てらどうでしょう??
立場によって違うんだなーと思います。

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こういうのが好きな人もいるし(笑)

とにかく高級志向というか、権威主義というか、
コスパ無視で、何にでも高いお金をかけるのが趣味の人もいます。
お金を使うことで安心するのです・・・つまり、使わないと安心できない。

まあ趣味の問題でしょう。

「がん治療がすべて無駄」とはいいませんが、
周りの人たちを見ていると、失敗例が多く、功を奏していない、
「あまりにもリスクが多くコスパが悪い」という印象なんです。

私はコスパの悪いものに、お金をかける趣味はないし。
痛いのも苦しいのも嫌いだし、
それに”病院という場所”に縛られるのもいやなんです。

ですから、
近藤さんのご意見に従って、検診はいまのところ、どれも受けていません。
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コメント

科学に聡い患者はたくさんいる
病院はあなたを必要としない
水やキノコで癌を治すといい

  • 2013/10/15 (Tue) 04:20
  • #-
  • URL
No title

上の方、

どういう意図でコメントされたのかは、判りませんが・・・
(HNをお願いします)

水やキノコは、がんを治してくれませんよ。
(近藤さんは基本的に、”本物のがん”は治らないといっています)

自然治癒力や、免疫力がどういうものであるか、
医者の大学ではちゃんと教えないそうですから、
医者は患者に教えることはできません。
私たちは、自分で学ぶしかありません。

患者の側が医者の知らないことを知っている、
ということも大いにありえるわけです。

  • 2013/10/15 (Tue) 07:43
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL
外科的には

メスが切れてなんぼ、という感覚が根強くあります

切るからにはスパッと、仕事が丁寧で早い方が良いとされます

これがやはり手先の起用さや度胸の良さや几帳面な性格と相まって、必ずしも出身大学の偏差値やキャリアとは連動しません

外科医として良い医師というのは、やはり手技に裏打ちされたセンスが大切です


私は「白い巨塔」の中では里見よりは財前の方が好きです

前任教授や上司たちの方が苦手です

財前の技術に嫉妬しているくせに、医師として人間として…と道義的な話にすり替えているので

もちろん思い上がって患者さんをないがしろにしているし、実際にいたら嫌な医師だと思います

でも善い人だから立派な医師かというのも間違いで…
微妙な問題です

  • 2013/10/15 (Tue) 23:02
  • きく #-
  • URL
No title

きくさん、

なるほど、わからないでもないです。

原作者の山崎さんの意図するところも、
そういうところにあるのかもしれませんね。


私は医療現場のことはよくわかりませんが、

こういう腕のいい医者が、”どうしても必要”な人(症状)に対して、
”必要に応じて”働いてくれることは、とても重要なことだと思います。

  • 2013/10/16 (Wed) 07:35
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL

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