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原発事故と、石綿判決

以前から書きたかったことがあったんですよ。
本日の朝日新聞、社説余滴、野呂雅之、
「石綿禍に免罪符を与えるな」、で、思い出しました。


8月25日の、アサヒコムより。

========================コピー始め
泉南石綿訴訟、原告が逆転敗訴 国規制の不備認めず。

 32人の内訳は元労働者ら30人と石綿関連工場近くに住んで石綿肺になった男性の遺族2人。昨年5月の大阪地裁判決は「石綿肺の予防を目的に旧じん肺法が制定された1960年以降、国が工場に局所排気装置の設置を義務づけるなどの規制を怠った結果、被害を拡大させた」と認定。同年以降に就労した元労働者ら26人へ計4億3500万円の賠償を国に命じた。

 これに対し、控訴審判決は「工業製品の製造や加工の際に新たな化学物質の排出を避けることは不可能であり、その弊害への懸念を理由に規制を厳しくすれば、工業技術の発達や産業社会の発展を大きく阻害する」と指摘。規制の時期や内容については、行政の裁量に委ねられている部分が大きいとの判断を示した。

「事業者がコストなどを理由に排気装置の導入に積極的ではなく、設置を義務づけなかったことが国の規制態度として著しく緩慢であったとはいえない」と判断した。

工場の元周辺住民の遺族が訴えた「近隣暴露」の被害についても「70年代まで周辺住民に健康被害が生じた例はなく、国が対策を講じるべき事情はなかった」と述べた。(平賀拓哉)

=====================コピー終わり(ただし抜粋。赤字はフォーミディブル)


この記事を朝日新聞で読んだときから、気になっていたんですよね。
ここに書きたかったんですが、ほかに書きたいことがあったんで、
遅くなってしまいましたが。

簡単に言えば、昨年5月の大阪地裁判決では、原告、つまり被害者が勝ったんですが、
今年8月の大阪高裁の控訴審判決では、原告が負けたということです。

新聞のほうにも載っていましたが、問題は赤字の部分です。
人の命よりお金(経済)や物(工業製品)のほうが大事
って言ってます。少なくとも私にはそうとしか取れないのです。

これほっとくと大変なことになりますよ。
原発事故があったから、逆転敗訴になった 
と私は思ってます。

もしもこのような判例をそのまま原発事故被害者に当てはめられてしまったら、
(もちろん、何も知らずたまたまそこに住んでいた周辺住民の「近隣暴露」もです。)
もう、がんになろうが白血病になろうが・・・死のうが・・・
そんなもんしらん、お金や物のほうが優先です・・
・・って言われることになるでしょう。
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