果糖は怖い?「権威栄養学は大ウソ」って本当?

RIMG0148.jpg
(小さめのアユ、県内産10尾を500円で買ったものを。
2日かけて玄米茶風味で煮ました。
骨まで柔らかく、しかも煮崩れずにできました。

10月にしては暑い日だったので、お椀はとろろ汁にしました。

アユには当然砂糖が使ってあります。
砂糖は毒だという人にとっては、こういうものも毒なのでしょうね。
食べられなくてお気の毒さまです。)

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フェイスブックから、あきれるばかりの記事です。

==========================引用はじめ

萩原 敦
フォローする · 10月16日 ·

果糖(フルクトース)とブドウ糖(グルコース)

果物の甘みは健康に良いとか、
果糖が健康によいとか、
果糖は血糖値の上昇が小さいので良い糖だとか、
例によって、
権威栄養学の大ウソを妄信していないでしょうね!

これが、真実ですよ!


12106896_511624722338409_9081018294853437318_n[1]

=============================引用終わり

まずこの食品の絵ですが、サツマイモ、トウモロコシには、
ショ糖(=砂糖=50%は果糖)や果糖単体が入っているはずです。
これは、サツマイモ、トウモロコシが果物並みに甘いことから、
当然想像がつくことですよね。
ショ糖よりでんぷんが多いからといって、ショ糖が入っていないことにはなりません。

サツマイモの場合
http://recipe.bioweather.net/sozai.php?ingid=M000042
【糖質の80%はデンプンで、残りはショ糖、ブドウ糖、果糖、マンニット。】

トウモロコシの場合
http://hanashima-farm.com/tiyoori.html
【ゴールドラッシュのトウモロコシの粒には、デンプンが少なく、その代わりにショ糖という糖分が
多く含まれています。そのために、とても甘いのです。】

あと
メロンパンはケーキと糖質は同じはずだし、
となると、パンには普通砂糖が使ってあるし
パスタだって普通はソースにトマト、玉ねぎ、砂糖等は使ってあるし・・・
囲いもおかしいし、矢印もおかしいですよね。

繰り返しますが、
ショ糖よりでんぷんが多いからといって、ショ糖が入っていないことにはなりません!!

萩原さん、これが真実って、おかしいじゃないですか!!
萩原さんはごはんも否定しているからといって、
明らかに矛盾したものを「これが真実」だと決めつけるのはどうかと思いますよ。


絵の下の症状の表にを見ると相当果糖は怖いように見えますが、
百歩譲って、そんなに怖いのだったら、
誰もが血液中の果糖の濃度を測定できるようにするべきです。

たとえば、果糖が入っていそうなものとして
朝食でリンゴ一切れと、カフェオレに砂糖をスプーン1杯入れて飲んだとして、
それから3時にケーキを一個食べたとして、
夕食にアユの甘露煮を食べたとして、
それぞれ一定時間後に血液中の果糖の濃度はどれだけになるかと、
そういう実験をやってみせればいいのです。
いや簡単なことだからやるべきです。
どんな議論をするより一発で証明出来るわけですから・・・

(たぶんこの程度では果糖は出ないんじゃないですか?
果糖はブドウ糖より早く”解糖作用”されてしまうそうですから・・・
ちなみにグルコーススパイクのピークは1時間ぐらいらしいから、
その前に5gや10gの果糖はすぐなくなってしまうのではないでしょうか。)

江部さんのブログから
果糖の代謝は特殊
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-426.html


もちろん1日中甘いペットボトル飲料を飲みつづけている人とか、
果糖は体に良いと思い込んで、ご飯代わりにお茶碗に砂糖を盛って、
毎日3度3度食べているような人は、論外ですよ(笑)。


こんなバカみたいな画像の出どころはというと・・・

「福田一典先生の画像」なんだそうです。
個人開業医の先生ですよ、
フェイスブックの記事の文章には「権威栄養学の大ウソ」と書いてありますが、
個人の開業医に、
食品の成分ひとつ検証できないじゃありませんか。
(福田先生は大学で研究されていたそうですから、
それは権威栄養学ではなかったのでしょうか。)

ごはんには、フルクトースが入っていないとみんなが思っているはずですが、
これだって「権威栄養学」が分析したもので、
萩原敦さんが分析、検証したわけではないでしょう?

「権威栄養学」が大ウソだというのなら、
ごはんには何らかの形で、
フルクトースが入っているのが本当かもしれないじゃないですか。
どうしてその部分に関してだけは「権威栄養学」を信じるのでしょうか。


私だって大学や省庁や大企業を信用しているわけではありませんが、
個人には全く手も足も出せない研究がほとんどなんです。

ここで、
矛盾がある個人の開業医の描いた画像のほうを信じてしまったら、
それはもう、宗教でしかありません。

91diTedZVrL[1]

「食品成分表」
こればかりは誰にも否定することはできないはずです。


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追記

福田一典さんのブログで
”378)フルクトース(果糖)の「不健康作用」”という記事に、上記の画像がありました。

ブログの内容が難しいのですが、どうも、
果糖の過剰摂取は太るよ、だから果糖は健康に良い糖ではないよ、
と言いたいらしいです。
文章に矛盾点もあると思います。

江部さんも果糖は太ると、わかりやすく言っています。
だからといってブドウ糖の過剰が良いわけではありません。
どんなものでも過剰摂取はいけないですよね。
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コメント

すべてはバランス

すべてはバランスです!

子供向けの絵本ですが、「栄養素キャラクター図鑑」、これ、お勧めします。
監修に女子栄養大学栄養クリニックの方がついてます。
(さすが食品成分表の女子栄養大)
副題の「たべることが めちゃくちゃ 楽しくなる」というのがこの本の真髄だと思います。
偏った食事を強いられた子供たち、摂食障害の方が、この本に出合えると良いのに。
栄養素たちは皆いい仕事しているし、「不足すると……」「とりすぎると……」等という大切な点も分かり易くかかれて、偏った食事の健康法を妄信する大人にも読んで頂きたい。

今、「史上最強図解 安保徹の これならわかる! 免疫学」で勉強中です。
(アトピーの夫の助けになれば、というのが私の動機です。)
字が大き目で図が沢山。分かり易い本です。

安保先生のいう、「体は間違えない」
自分の体と向き合って、体の声(サイン)に耳を傾けれるのが、一番。
流行りの「健康法」なるものに飛びつく前に、体の仕組みと何がどう働くのか、
自分の頭で考えないとね。
(あと、示されたデータが妥当なものか? これはフォーミディブルさんのブログ、
とても参考になります。有難うございます。)

私はもし、誰かにその健康法が効果があったとしたら、その人にとって、
過不足を修正するように働いただけではないかな?と思うようになりました。







  • 2015/10/20 (Tue) 12:33
  • ☆kankan☆ #-
  • URL
No title

☆kankan☆さん、


紹介いただいた本はこれですね。

http://www.cdd.co.jp/kanahebiblog/2015/06/08/character013/

>偏った食事を強いられた子供たち、摂食障害の方が、この本に出合えると良いのに。栄養素たちは皆いい仕事しているし、「不足すると……」「とりすぎると……」等という大切な点も分かり易くかかれて、偏った食事の健康法を妄信する大人にも読んで頂きたい。

まったくその通りと思います。
まずは一般的な栄養素について知って、
その次が過不足で、

添加物や毒性や特定の成分については、その後で十分だと思います。


>安保先生のいう、「体は間違えない」
自分の体と向き合って、体の声(サイン)に耳を傾けれるのが、一番。
流行りの「健康法」なるものに飛びつく前に、体の仕組みと何がどう働くのか、
自分の頭で考えないとね。

これについては矛盾は感じられません。

  • 2015/10/20 (Tue) 15:48
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
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このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2015/10/21 (Wed) 16:25
  • #
No title

上の方、

コメントありがとうございます。

がんについての週刊誌の記事ですか。

とりあえずこのJミルクの反論記事で、間違いないと思われます。

http://j-milk.jp/news/berohe000000o3w9.html

佐藤章夫という人は昔から、トンデモです。


何を食べるか、ご自分に聞いてみる
…これがいちばんだと思います。

  • 2015/10/21 (Wed) 17:15
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL
管理人のみ閲覧できます

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  • 2015/10/21 (Wed) 21:13
  • #
新刊(食品添加物編)が出るようです

紹介した本

  『たべることがめちゃくちゃ楽しくなる! 栄養素キャラクター図鑑』
  http://www.nihontosho.co.jp/2015/02/post-499.html

に続いて、新刊が出ているようです。

  『気になるあの成分のホントがよくわかる! 食品添加物キャラクター図鑑』    http://www.nihontosho.co.jp/2015/10/post-604.html

「毒食べてる」って、過剰に反応したくはないですが、添加物はなるべく避けるのは基本なので、一応知識として押さえておこうと思います。

  • 2015/10/21 (Wed) 21:33
  • ☆kankan☆ #-
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  • 2015/10/22 (Thu) 00:53
  • #
No title

上の非公開の方、

>マッチョなイケメンがよかった

私もそう思います。

  • 2015/10/22 (Thu) 06:45
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
  • URL
No title

☆kankan☆さん、


紹介いただいたサイトはわかりやすいですね。


食品添加物編の新刊ですか。
怖いイメージにはなっていないようですね。
一応、添加する効果もあるわけですから。

  • 2015/10/22 (Thu) 06:52
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
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No title

非公開の方、

リーキーガットについて
サプリやしょうゆのグルテンまで気にするのは怪しすぎますね。

昔はよく麩を食べていたものです。

亜鉛不足でアレルギーになるといわれていたのは
これらのたんぱく質の消化に関係しているのかもしれませんが、
亜鉛は牛肉やカキぐらいにしか含まれていませんから、
昔の大多数の日本人には不足していた可能性が高いです。


>関西人のあの陽気さは、グルテンのモルヒネ作用でトリップしているのか?
これ笑っちゃいました。
グルテンのベネフィットとしてこれをPRしたほうがいいかもしれません。

  • 2015/10/22 (Thu) 07:12
  • フォーミディブル #Ptq.3me.
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